デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

Rock’n Roll! 天使の3P ♯4

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終わらせたくないこんな楽しい時間一回こっきりで終わらせられるか!
 
教会ライブがクライマックスなのかと思いきや、早々に目標達成してしまいました。
 

「天使の3P/第4話・この世はすべてロックンロール」

2017731TOKYO MX放送/河原龍太演出)
 
決してクラスの仲間と交わろうとしない潤、希美、そら。
 
原因は自分にあるのでは、と言う鳥海桜花(とりうみさくら)。大好きなリトルウィング(養護施設)での暮らしを誰にも馬鹿にされたくない。そんな気持ちが強すぎて人とのかかわりを避けてきた桜花。
 
『それを見てたせいで自分達の大切な場所を踏み躙られる危険を冒したくない、他に友達なんていらない、3人でいられさえすればいい、って思わせちゃったかも
 
あの子たちには違う未来を掴んでほしい。でも自分の口からは言えない。


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『もし言っちゃったら今週のお前が言うな大賞って感じじゃん?』
 
なら響はどうか? 中1から足掛け3年引き篭もっている人間にそんな事言えるわけがありません。言うためには…。
 
(踏み出さないと繋がれない。辿り着きたい目標があるならまずは自分から近づかないと何も始まらない。そのことを潤に、希美に、そらに伝えたい!けど今の僕にはその資格がない。だから今から僕はその資格を手に入れに行く!)
 
3人のために復学を決意する響。相棒はギター。既にホームルームは始まっている。


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『3、2、1…ロックンロール!』
 
『明日から学校行くよ』という響に『そんなの当たり前のこと』と言いながら、ぬいぐるみをギュッとする妹・くるみがいい。


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いきなり現れて『(ライブ告知のため)1曲歌わせてください』という響に『一月遅れで初めて学校来ていきなりギター持って来て歌わせてくれってどんだけ変人ですか。変すぎてちょっと逆に聞いてみたいでーす』とやさぐれたフォローを入れる桜花がいい。


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そして、最初は上滑りしながらサビではきっちり声が出ているヘタウマ境界線の響がいい。


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オリジナルソングの歌詞は、引き篭もりの原因となった散文詩
 
『私も好きだよあの歌。ずっと前から』 桜花、それほぼ告白だぞ。
 
その想いを受け止めてクラスメイトにライブのチラシを配る3人。そして迎えたライブ当日。
 
満席。緊張。期待。不安。演奏。一瞬の静寂と万雷。


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確かに1回こっきりで終わって欲しくないイベントです。


おまけ
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フェチ・アングルは今週も健在。


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