これはひょっとして、このような見せ場を差し込んでおかないと忘れられてしまう危険があるくらい今後の出番が少ないと言うことでしょうか。
さすがメインヒロイン、扱いが破格です。
清廉にして静謐、真摯にして勤勉なBEFOREから、妄想で悶々、ぐだぐだでストーキングなAFTERへ(ゲームの腕もダダ下がり)。
ベッドでくねくねする様子や照れたにへら口↑がほぼ野原しんのすけ。
Bパートは偶然街中で出会った雨野景太と散歩名目のミニ・デート。
この一言で大赤面。なんと言うチョロイン。お散歩はゲームショップからゲーセンへ。
『(ゲーセンは)苦手意識があったんですけど最近人と遊ぶ機会があって…』
『その…一緒に遊んだ方って…』
妄想ひとりバックドロップ
勝負を諦めない景太の姿勢を不思議がる花憐。
『勝ち負けとかどうでもいいんじゃ…』
『勝負は断然勝った方が楽しいに決まってるでしょ!』
ゲームを楽しむことと勝負にこだわる事は「ほぼ一緒の事」という景太。勝った負けたで一喜一憂して大騒ぎするのが楽しいからこそ自分にとってゲームは娯楽なんだと。
『たかがゲームの勝ち負けに腐心する私…私達ゲーム部はやっぱり滑稽かしら?』
『勝ちを喜び負けを悔しがることこそがゲーム最大の醍醐味じゃないですか!だから勝ちにこだわり必死に練習してるゲーム部の人達を尊敬こそすれど滑稽だなんて思いません!』
(ゲームが楽しくなってくると決まって雨野君の顔を思い出してしまって…)