デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

終わった…ようやく。 バイオハザード:ザ・ファイナル

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1作目から数えて14年。その間に監督と主演女優がデキて、結婚して妊娠して出産して子供が育って母娘共演。

 

ハッピーライフ満喫だなミラ。

 

バイオハザード:ザ・ファイナル

2016年/ポール・WS・アンダーソン監督)

 

前作ラストで「ここが俺たちの最終決戦場だー!」みたいな事言ってましたが、肝心の最終決戦はビタ一文描かれず、瓦礫の山からアリスが這い出てくる所からスタート。

 

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気がつけばワシントン壊滅。
 

反日女優が演じたずんぐりむっくりエイダがいなくなったのはめでたいですが、ジルもレオンも行方知れずなのはどういう事だ。

 

代わりに1回お休みだったクレア(アリ・ラーター)が復活。

 

この監督さん、その時々の嫁を撮ることしか頭に無いようで、過去作との整合性とか辻褄とか一切合切彼岸の彼方。

 

全編突っ込み所の満漢全席なのですが、もはや突っ込む気力もありません。

 

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何かもうジュラシック・バイオって感じ。
 

見所になるダブルバレル・ピストル、水平三連ショットガンHYDRA、ゾンビを引き連れてひた走る装甲車とか全部予告編紹介した時に触れてしまったので、語り所もありません。

 

ただただ、ウェスカーが哀れでした(まさかのロボコップ・エンド)。

 

ファイナルと言いながら俺たたエンドで続編の余地を残している辺りがいやらしい。

 

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ゾンビはいつの間にかすげー健脚になってスタミナ無尽蔵に走る走る。
 

ミラバイオはこれで幕にしましょう。常に60点台をキープしながら決して70点以上にはならない安心のグダグダシリーズでしたがもういいでしょう。

 

スタッフ、キャスト一新してリブート、洋館を舞台にしたゲーム版1作目の忠実な映像化を期待しています。

 

★この願いは叶った!



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