
うっ!クソ…テストなんて今までバックレるか寝てるだけだったのに…本気でやる気になった途端、周りの奴らが皆…私よりも偉く見える

「正文、お前のジョカノ緊張してるみたいだぜ。声掛けてやんねーの?」
「これも練習だよ。本番では一人だからね」

「とか言って、本当に我慢してんのは…お前の方だろ」
「声を掛けそうになったら…殴ってくれよ」
流石の恋愛マスターも生徒会長とは普通の口のきき方するんだな。
「徒然チルドレン/第12話・チューニング」
(2017年9月12日TOKYO MX放送/筆坂明規演出)
今更勉強して、公立なんて行けるのか?本当に…遅すぎたんじゃないか? いや、大丈夫! ここで結果出して…赤木と大学に…
大学に、しかも公立に行きたい。赤木と一緒に。どのカップルにも惜しみない声援を送っていますが、この赤木-梶は菅原-高野と並んで全力応援カップルです。
孤独に耐えて頑張る梶。力づけたいのをぐっと堪えている赤木(青山戦の時のジョーと段平のようだ)。
更に梶を応援するクラスメートと赤木を支える恋愛マスター香取。
やっぱり世界は優しさに満ちています。
前回、酔った勢いで香奈にキスをして“コンビ解消”を宣告された千秋。なんとか謝りたいと思うも取りつく島無し。
あと一回メール送って返事がなかったら諦める。あと一回謝ってきたら許す。こういう時はタイミングが合わないもの(もはや宇宙の法則)。
待ちに待ったメールが来た瞬間、スマホを湯船に沈めてしまった香奈。

これで千秋が諦めたらどうしよう…大体あんなに無視されたら諦めるどころか嫌いになってもおかしくないよ…嫌われたくない…ムカつくこともあるけど、私、千秋が好き…。私の方こそ謝りたい…お願い…直って!…直って!…直ってよ…!
「男の戦い」の時のシンジくんみたいだ。ここから更なる幸運と不幸。大丈夫、まだ目はある。次回こそ頑張れ。
おまけ
今回のアホガールは、よしこのスキルと身体能力(料理、裁縫、そして喧嘩)の髙さが際立つ異色回でした。

単身、不良高校に乗り込んで番長グループを一瞬でささらもさらにしてしまう様は、愛と誠かクローズか。

このよしこを一撃で緘黙させるあっくんって何者よ?
次回はこの二人の出会いを描くエピソードゼロ兼最終回。徒然のカップルは全員幸せになって欲しいなあ…。