「シャドウ・チェイサー」「ミラーズ/怨霊鏡」に続く恐ろしやロシアシリーズ第3弾…なのですが…久しぶり心を込めたこの一言を。
うわあ、つまんねえ。
「ゴースト・マシーン」
(2011年/エヴァ・ベローヴァ監督)
原題、じゃない英題は「MANTIKORA」。マンティコア。3列に並ぶ鋭い牙を持つ伝説の生物。主な生息地はインド、マレーシア、インドネシア…ってロシアじゃねーのかよ!
あ、ども。マンティコアです。
公道レースに乱入してくる謎の車。こいつに追いつかれる(後ろから乗り移るように重なられる)とドライバーは心臓鷲掴みにされてクラッシュ&昇天。
この車が何者なのか、うろうろしているマンティコアは何がしたいのか、その横にいる自称“邪神”って誰なのか、ちんたらしたカーアクションが撮りたいのか、間の抜けたホラーが撮りたいのか、中途半端なコメディが撮りたいのか、なにもかもが謎。
いたずら描きにしか見えない邪神とマンティコア。右は…よく分かりません。
いきなり猫のモノローグが入った時は何が起きたのかと…。
エピとエピが繋がることを拒否しているとしか思えない脈絡のない編集に寝落ちと格闘し続ける101分。
どんなにしょーもねーと思ってもハリウッド映画ってちゃんとした映画だったんだなぁ。