
『…じゃあ告白してみろよ。100回フッてやる』
『わ、分かった…』
『心を込めろよ…』
『…はい』
近づくようで遠ざかる、交わるようですれ違う。もどかしさを重ね合わせた群像劇のトリを飾るのは“こじらせた二人”と“距離を詰められない二人”。
「徒然チルドレン/第12話・夏が始まる」
(2017年9月19日TOKYO MX放送/筆坂明規演出)
前半、2年の球技大会(サッカー)で主要人物総なめ(3年生がいないのは残念)。
踏まえて登場はこじらせ漫才カップル千秋と香奈。
酒の勢いでキス→コンビ解消→千秋の謝罪メールを香奈が総スルー→あと1回メール送って無視されたら諦める/あと1回謝ってきたら許す→メール着信の瞬間、香奈が携帯を湯船にドボン→一瞬電話が繋がるが受信の瞬間電源アウト。
こじれにこじれた関係を誤魔化さずに一旦精算した上で再告白という勝負に出た千秋。
『もう香奈を失いたくありません…俺と、僕と…付き合って下さい』

『……あい』
そして触れ合うようで触れ合えない菅原と高野。
夏休みに皆で海へ。躊躇する菅原。高野のその気がないのなら行っても辛いだけ。
『高野は行くんだろ?楽しんで来いよ!』
『菅原くんがいなくちゃ楽しくないと思う!』
良く言った高野!
『じゃあ、海用の水着…買わなきゃだわ!』

『……私も!』
夏が、始まる…恋愛版俺たたエンド。二期あるといいなあ。
おまけ

『カマン!』
二期の布石か。球技大会でパトリシア大活躍。