デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

究極の出オチ再び。 オリエント急行殺人事件【2017】(の予告編)

イメージ 1
 
My name is Hercule Poirot and I am probably the greatest detective in the world.


恐らく多くの観客が事前に結末を知っている、ある意味究極の出オチネタ。
 
にも関わらず映画化・ドラマ化したいという人間が現れるということはやはり魅力的なんでしょうね、疾走する絢爛豪華な密室というシチュエーションが。
 

オリエント急行殺人事件

2017年/ケネス・ブラナー監督)
 
ポアロは監督であるケネス自身が。共演はジョニー・デップペネロペ・クルスウィレム・デフォー、ミシェル。ファイファーなどなど。


イメージ 2
デフォーを見ると何故か大杉漣を思い出してしまう…。
 
製作はリドリー・スコット。スタッフ、キャスト共に大物ぞろいではあるのですが、脚本が「エイリアン:コヴェナント」「ブレードランナー2049マイケル・グリーンというのがそこはかとなく不安。
 
今回のポアロはやたら行動的(デブで動けない推理オンリーの人という先入観があったのでちと意外)。


イメージ 3
 
と思ったらアクションシーンまであるじゃねえか。オリエント急行にアクション…いやロシアより愛をこめてじゃないんだから…。


イメージ 4
 
気になったのは予告の最後に出た70mm engagementsの文字。
 
ニューヨークとロス限定のようですが、こういうこだわりは嫌いじゃありません(もういっその事シネラマに…って劇場がないか)。
 
※予告編はこちらこちら
 
※1974年のルメット版のレビューはこちら


イメージ 5イメージ 6←ランキング投票です。よろしければワンポチを。