正義って何だ!? 秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE4 ～ カスペルスキーを持つ男～

 

英政府は12月2日までに、安全保障に関わる情報を扱う政府機関に対し、ロシアの大手情報セキュリティー会社「カスペルスキー研究所」のウイルス対策ソフトを使用しないよう通達したそうです。

 

同社はロシア政府と関係があるとされ、これまでも製品を通じてロシア政府がネットワークに侵入する恐れがあると指摘されており、米政府が9月に製品の使用を停止するよう政府機関に通達していたんだとか。

 

そう言えばカスペルスキーを1億円で店頭購入した奴らがいたなあ。

 

「秘密結社　鷹の爪 THE MOVIE4 ～ カスペルスキーを持つ男～」

（2010年／FROGMAN監督）

 

劇場版4作目という体ですが、実はこれ劇場版「3（～http://鷹の爪.jp は永遠に～）」の映像特典。

 

尺も43分とお手軽タイム。「無理があったら続きは５でってスーパー出して終わっちゃっていいんじゃないですか」

 

財政難な鷹の爪は赤字体制を一気に逆転すべく、博士が発明した価格破壊マシーンQLO UNI（クロウニ）を使ってあらゆる物資を激安で爆買。

 

この相手に思わず激安価格を口にさせてしまうQLO UNIを以てしても値引き交渉ができなかった商品、それが「カスペルスキー」。

 

「カスペルスキー インターネットセキュリティ 2010ひとつで合計1億円になります」

「な、なんじゃと？！何で1億円なんじゃ？！」

「お客さん、カスペルスキーは世界最高レベルのセキュリティを誇り（中略）1億円なんて安いものですよ」

『カスペルスキーください！』

 

お話は、地上げ屋の手先となって強制立ち退きを執行していたデラックスファイターが、立ち退きを拒む小料理屋の女将に惚れて「正義とは何か」について悩む真っ当路線。

 

鷹の爪はこれくらいの尺の方が案外まとまりがあっていいんじゃないかと思いました。

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