デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

百鬼丸…なのか? ダーリン・イン・ザ・フランキス ♯5-6

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『ダーリンはもう知ってるんだよね。
ボクと三回以上乗れたパートナーは一人も居なかったこと。
痛いでしょう?苦しいでしょう。でもとっても綺麗。
どうする?降りるなら今のうちだよ?』
『俺は乗るよ』

(第5話「キミの棘、ボクのしるし」)

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命と引き換えのフランクス搭乗権。運命の3回目。

 

ダーリン・イン・ザ・フランキス/第6話・ダーリン・イン・ザ・フランクス」2018217BS11放送/宮島善博演出)

 

相手は予想を上回る大群。そして冗談のような大きさの親玉叫竜。


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Fourth gate open! Fourth gate open! Quickly! Quickly!

 

もはや突っ込む気にもならないお約束アナウンスで発進スタンバイ(ForceFourthかは議論の分かれる所ですが、満田さん自身がFourthだと言っているようなので、第4ゲート以外は存在しないものと看做します)。

 

ヒロら13部隊をお荷物扱いしていた26部隊は全滅フラグびんびんでしたが、死傷者ゼロ。殺さないルールのようなものがあるのかもしれません。

 

きっちりフォーメーションが決まっている26部隊と状況に応じて臨機応変に対応していく13部隊。ベテランと急造の対比も活きています。

 

後方で温存されるストレリチア(ヒロ&ゼロツー)。

 
『ゼロツーは何で叫竜と戦うの?』『理由かボクが化け物だからかな?』
 

軽い地雷を踏んで戦線に躍り出たストレリチア。自走するカドのようだった親玉叫竜は悲鳴にも似た叫び声をあげて人型にトランスフォーム(これが叫竜の名前の由来か)。


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もう全身に侵食が回っていますヒロくん。
 

13部隊との連携で叫竜のコアを射抜いたと思い力尽きるヒロ(「やった」の台詞が「傷だらけのホームイン」花形満のよう)。

 

しかし「やった」は「やってない」の同義語。更なる変形を経てストレリチアを吹き飛ばす親玉叫竜。ヒロとゼロツーのリンクが切れてストレリチアはビースト・モードに。

 

気持ちよく三途の川を渉ろうとしたヒロですが、元パートナーのナオミに諭され、ゼロツーの哀しげな表情を見て現実帰還。目の前には独り狂ったように戦いもがき喘ぐゼロツーが。


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(ずっと君はこうしてきたのか?パートナーを失っては一人で孤独に。
一人じゃ飛ぶことも出来ないのは君も同じだったのか!
俺は一体何やってるんだ
目の前でゼロツーがこんなになっているというのに
君を助けたいもう一度君とストレリチアに乗るんだ。
俺の翼は君の為にあるんだから!)
 

覚醒の瞬間というのは何度見ても滾るものがありますね。


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『ダーリン』『俺は君のパートナーだ君を一人にはしない!』
 

熱い。次回くらいまで引っ張られるかと思いましたが第1話同様、きっちり納めてきました。見事なクライマックス。正に第1幕終了。

 

気になったのはゼロツーのつぶやきと久々登場した博士の一言。

 
『ボクはもっと叫竜を倒さなければいけないんだ』
「あやつならゼロツーの願い叶えられるのかもしれんな」
 

ゼロツー、君はひょっとして百鬼丸なのかい?

 

おまけ

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 今回はイチゴがアクアに(感動が台無し-笑-)。


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