未来(?)からやってきたヒロインには追手が掛かるのがお約束。
ヒナ抹殺の命を受けてやってきた第2の超能力少女、アンズ。
ヒナは新田の家(室内)に落ちて来ましたが、アンズは深夜の道路上。地面で跳ねて道路脇のマッ缶が偶然背面ボタンに触れて拘束解除。全裸で地面に投げ出されるアンズ。
『あいったぁ…。あぁもうこれ絶対構造的欠陥あるでしょ!』
出くわした不幸な暴走族を瞬殺。
『あいったー!』『あいったー!』『あいったー!』
「ヒナまつり/第2話・超能力勝負はこうやんだよ!」
(2018年4月14日深夜BS11放送/松原桂演出)
暴走族“邪神龍”を一夜にして壊滅させた少女の噂は翌日には新田の耳にも。
ヒナか?いや夕べは一緒にゲームやってたし…大体そう何人もあんなヤバイ奴がいるはず……いた。ラーメン喰ってる。
後をつけたらお礼参りに来た邪神龍の残党ボコってヒナの居所聞いてるし…やべー、間違いなく同類で知り合いだ。こんなの放置したらいずれ街が壊滅してしまう…。
『あいったー!』 『ねえ…あんたらヒナって奴、知ってる?』
一計を案じた新田はとっととヒナと(橋の下でホームレスになっている)アンズを引き合わせて、オリジナル・ルールによる決闘を提案。
それは能力全開あっち向いてホイ!
ジャンケンで勝った方は力を使って無理やり相手の顔を向かせ、負けた方はそれに耐える。10秒間で動かせなかったら仕切り直し。
『ジャンケンポン! あっち向いてホイ!』
人知も物理も超えています。アンズの猛攻を凌いだヒナがまったり指を動かすと、
ボクリという嫌な音と共にアンズの首が90度ねじ曲がって音速の波動が川を横断(「ファイヤーフォックス」かよ!)。
新田爆笑、ヒナ完勝、アンズ暗礁、首劇症。完敗したアンズはヒナの髪を一握り毟り取って(ヒナ『あいったー!』)遺髪として持ち帰ることに。
『帰る前に一緒に遊ぼ…』とヒナに誘われたアンズは新田宅で飯にゲームに昼寝にお風呂。その間、新田はアンズの特攻服を洗濯機に(例の赤い玉も一緒に)。
『慣れちまったよ、世話するの』
が、しかし。どうやら拘束具であり乗り物でありタイムマシンのようである赤い玉は水に浸かって機能せず(防水じゃねえのかよ。携帯以下だなおい)。
今更、ヒナの元にも戻れずアンズは再びホームレス生活に。
ああ、これってまんま「撲殺天使ドクロちゃん」に出てきたサバトちゃんですね。
右が、橋の下で暮らす極貧天使サバトちゃん。
後半は神の見えざる手によってヒナお世話係となった同級生・三嶋瞳の受難。
偶然、新田の通うバー「Little Song」で新人バーテンと間違えられカウンター内に。
ここにも不幸な少女がひとり。
最年少バーテンダーの誕生です。