韓国大統領来日。目的は日韓友好条約調印。歴史に名を残そうと躍起になる総理(石坂浩二)。
空前の規模の警戒態勢が敷かれる中、事件勃発。
総理の孫娘が誘拐された。犯人の要求は日韓友好条約の破棄と現金30億円。
「誘拐」(2009年/小林義則監督)
脚本がしっかりしています。途中「あれ、ここおかしいんじゃね?」と思う所も最後には「ああ、そういう事だったのね」と腹に落ちる作りになっています。
総理と対峙した時の背筋の伸び具合とか妙な所に感心してしまいました。
で、冒頭掲げた設定以降はネタバレになるので(面白いだけに)書けません。
というわけで、私的誘拐映画ベスト5でお茶濁し(笑)。
誘拐ものには様々なパターンがあります。力技で奪い返す系(「コマンドー」「96時間」)も気分爽快で良いですが、計画狂って大惨事な“こんなはずじゃなかった”系(17日に御紹介した「逆殺館」もそうですね)の方が心に嫌ぁな爪痕を残して好みです。
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