『ここが俺たちの居場所なんじゃないかって、そう思うんだ。
フランクスに乗ることだけが俺たちの居場所じゃないよ、きっと』
世界の中心でアイをつぶやくヒロ。戦いもオトナの干渉もなく、コドモだけの暮らし。束の間の平穏…のはずなのにそこかしこに不安の種と不穏の影が…。
「ダーリン・イン・ザ・フランキス/第16話・ぼくたちの日々」
(2018年5月5日BS11放送/伊藤祐毅演出)
前回から七賢人の会話が不穏の佃煮。
『いよいよだ…グランクレパスの制圧が成されれば悲願の時は近い』
『双方が揃えば奴らも地へと還る』
『時は来たのだ』
『肉体という檻から…解放してやろう』
『例の場所には既に二人に向かってもらっている。
これが最終勧告となるだろう』
『鍵は二つも必要ない。叫竜の姫よ、どちらを選ぶのか』
いやもう、どこのゼーレさんですかって感じ。
食料(食事ではない)の補給以外、あらゆるオトナ支援が断ち切られ、水の循環システムにも不具合が生じる中、待機任務継続中の13部隊。
仲間として受け入れられ、ヒロイン度5割増のゼロツー。
ヒロとの確執に終止符が打たれ、それ故アイデンティティが揺らぐミツル。救ってくれたのは聖母ココロ。
コドモ熱の出たゴローとイクノ。拒食症となったフトシ。そして、髪に白髪が交じってきたミク。
パラサイトにはリミットがある(トップレスのアガリと同じですね)。
そう言えば26部隊の隊長さん、髪真っ白になってましたね。だから、七賢人は躊躇なく自爆特攻を命じたのか…。
今回からOP(映像と歌詞)、EDが刷新されました。OP映像は美しさに目を見張りましたが、良く見れば不穏と不安がごっつんこ。
EDに至ってはバッドエンドのフラグが万国旗。
やはりハッピーエンドは望めないのか…。