病んだ心も魅力のうち。 追悼：マーゴット・キダー

 

ちと出遅れてしまいましたが、女優マーゴット・キダーがお亡くなりになりました。

 

5月13日。モンタナの自宅にて。死因不明。69歳。

 

マーゴット（Margot）というのは実は誤読でｔは発音せずマーゴーというのが正しいらしいです（ランナウェイズのCHERRY BOMBが「チェリー・ボンブ」で定着しちゃったようなもんですね）。

 

どのニュースも“「スーパーマン」のロイス・レーン役で有名な”を枕詞にしていましたが、代表作は何と言っても「悪魔のシスター」でしょう。

 

後の統合失調症を予見したかのような病的キャラが実にいい感じでした。

 

「リーインカーネーション」「悪魔の棲む家」も捨てがたい。

左：悪魔のシスター、右：悪魔の棲む家

 

遺作（でいいのか？）は精神科医（！）に扮したロブ・ゾンビ版「ハロウィンⅡ」。

 

病んだ心すら魅力に映る女優さんでした。ご冥福をお祈りいたします。

 

おまけ

 

歳とってからのキダーって「サスペリアPart2」のクララ・カラマーイとイメージが被るんですよね。あと何故か「フューリー」に出ていた眼鏡の娘（ダレル・ハンナとローラ・イネスの間にいた娘）とも。

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