デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

バトリングだ!フルメタル・パニック! Invisible Victory ♯5

イメージ 1
 
 かつて、あの重々しき歌に送られた戦士達。
 故国を守る誇りを、厚い装甲に包んだアーマード・トルーパーの、ここは、墓場。
 無数のカリギュラ達のギラつく欲望にさらされてコロッセオに引き出されるウドの
 街の剣闘士。魂無きボトムズ達が、ただ己の生存を賭けて激突する。
 次回、『バトリング』。
 
銀河万丈氏のナレーションが熱く脳内再生されました。これは…バトリングだ。
 
フルメタル・パニック! Invisible Victory/第5話・WELCOMETO THE JUNGLE2018518日深夜BS11放送/山田雅之演出
 
アーバレスト大破、メリダ島基地壊滅(ミスリル崩壊)、そして、かなめは敵の手に。
 
これでもか、という敗北。辛酸なめながら再起を誓った宗介がやってきたのは東南アジア某国・ナムサク市。
 
軍用ASが払い下げられ市中を闊歩している喧噪の街。
 
スタジアムではAS同士の格闘戦が「GIANT KILLINGとして賭けの対象に。


イメージ 2
これは正にバトリング!
 
ここのAS乗りだった戦友リックを訪ねてきた宗介ですが、リックは対戦相手とのいざこざに巻き込まれてお陀仏。
 
チームのオーナーはASに故郷を焼かれたが、そのASの残骸を修復してGIANT KILLINGに参戦している“転んでもタダでは起きない”美少女・ナミ(ココナに当たるキャラですね)。
 
試合直前にパイロット不在となってしまったナミのチームに就職を希望する宗介。
 
『俺も選手志望だ。リックには悪いが、渡りに船だ』
 
『偉そうに、アンタにこの機体の何が解るの!』

イメージ 3
 
『この機体か? コイツはRk-91初期型だ。ガスタービンを採用していないので、後に主流になった92には重量でも出力でも劣るだがそれは、限界ギリギリでの戦闘機動での話だ』
 
以下延々Rk-91の薀蓄が続きますが略。全くオタクってのは普段は寡黙(人見知り)なくせに自分の趣味の範疇になった途端、饒舌になる困った生き物です(反省しよう)。
 
パイロットは手に入った。しかし、部品交換をしないとこのオンボロASは立つこともできない。そして、金はビタ一文ない。
 
スポンサーを買って出たのはカツアゲされている所をナミに助けられ、今はナミにカツアゲされている売れないカメラマン、レモン。

イメージ 4
カツアゲから救ってくれた美少女もまた、カツアゲだった。
 
『こういう分の悪い賭けも、面白いかな、と
 
カード上限3,000$。格安パーツを買い込んで補修完了。
 
弘法は筆を選ばず、宗介はASを選ばず。試合は勿論、瞬殺・圧勝。ここにナミ、宗介、レモンのトリオが誕生しました。

イメージ 5
 
果たして宗介の思惑は…。前回までの展開を一旦ぶった斬っての第2幕。実にいい感じです。


イメージ 4イメージ 5←ランキング投票です。よろしければワンポチを