かつて、あの重々しき歌に送られた戦士達。
故国を守る誇りを、厚い装甲に包んだアーマード・トルーパーの、ここは、墓場。
街の剣闘士。魂無きボトムズ達が、ただ己の生存を賭けて激突する。
次回、『バトリング』。
銀河万丈氏のナレーションが熱く脳内再生されました。これは…バトリングだ。
これでもか、という敗北。辛酸なめながら再起を誓った宗介がやってきたのは東南アジア某国・ナムサク市。
軍用ASが払い下げられ市中を闊歩している喧噪の街。
これは正にバトリング!
ここのAS乗りだった戦友リックを訪ねてきた宗介ですが、リックは対戦相手とのいざこざに巻き込まれてお陀仏。
試合直前にパイロット不在となってしまったナミのチームに就職を希望する宗介。
『偉そうに…、アンタにこの機体の何が解るの!』
以下延々Rk-91の薀蓄が続きますが略。全くオタクってのは普段は寡黙(人見知り)なくせに自分の趣味の範疇になった途端、饒舌になる困った生き物です(反省しよう)。
パイロットは手に入った。しかし、部品交換をしないとこのオンボロASは立つこともできない。そして、金はビタ一文ない。
スポンサーを買って出たのはカツアゲされている所をナミに助けられ、今はナミにカツアゲされている売れないカメラマン、レモン。
カツアゲから救ってくれた美少女もまた、カツアゲだった。
『こういう分の悪い賭けも、面白いかな、と…』
カード上限3,000$。格安パーツを買い込んで補修完了。
弘法は筆を選ばず、宗介はASを選ばず。試合は勿論、瞬殺・圧勝。ここにナミ、宗介、レモンのトリオが誕生しました。
果たして宗介の思惑は…。前回までの展開を一旦ぶった斬っての第2幕。実にいい感じです。
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