デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

そこに繋がるのか!? シュタインズ・ゲート ゼロ ♯8

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『岡部…あなた別の世界線から来たわね』
 
予兆なくリーディング・シュタイナーが発動し、別の世界線に飛ばされた岡部。
 
そこにいたのは牧瀬紅莉栖。人工知能アマデウス紅莉栖ではない、本物の紅莉栖。


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 そりゃ思わず抱きしめたくもなるでしょう。
 
紅莉栖が生きている。即ちそこは足掻いても足掻いてもまゆりの死を回避することができなかったα世界線

 
シュタインズ・ゲート ゼロ/第8話・二律背反のデュアル」
201861BS11放送/土屋浩幸演出)
 
やはりここでもまゆりは死亡。それも病死。
 
(たとえCERNやその手から逃れたとしてもこの世界線にいる限りまゆりは世界に殺されるだからだから俺は


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岡部の不自然な言動から、彼が別の世界線から来たことを看破する紅莉栖とダル。全くもって有能な人材ばかりなので話が早くて助かります。
 
まゆりの墓を見せ、今の現実と本来在るべき現実を悟らせる紅莉栖。


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この世界の岡部はまゆりの墓の前で1日中立ちつくしていた…。


戻りなさい。岡部倫太郎。あなたが今ここにいるのは夢でしかない。現実に帰るの』

 
岡部が自らの手で破棄したという電話レンジとタイムリープマシン。もはや世界線修正の手段は…あった。
 
『それは!?』
『作り直したの。言うなれば電話レンジ改いや電話レンジ(仮)改か』
『作り直した!?どうして!?』
『過去にメールを送るためいえ、世界線を変えるためよ
 岡部。あなたはこれを使って元の世界線に戻りなさい』
 
β世界線に戻る、それはまゆりの生存と引き換えに紅莉栖の存在が消えること。それでも押す、岡部の、背中を。
 
Dメールはたった4文字。「ハイルナ」。どの時間の誰が受け取ると世界の運命が変わるのか。
 
送信を躊躇する岡部に別れのキス。紅莉栖の指が携帯の送信ボタンに優しく触れる。


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メールを受け取ったのは…。
 
嗚呼…そこに繋がるのか。何だこの神がかったシナリオ。慌てて無印22話を引っ張り出してしまいました。


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『ねえ岡部。相対性理論ってとてもロマンチックで、とても切ないものだね』
 (無印22話より)


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