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「キネマ旬報」の創刊100年記念「年代別ベストテン」第2弾、1970年代日本映画ベストテンが発表されました。
ベスト5は「太陽を盗んだ男」「仁義なき戦い」「新幹線大爆破」「ルパン三世/カリオストロの城」「ハウスHOUSE」「復讐するは我にあり」(同率5位が2本あるため6本)。
例によって7位以下は買って読め、ということのようです(あと4本だろ。セコイなぁ…)。
因みに「太陽を盗んだ男」は79年のベストテン2位(1位は「復讐するは我にあり」)。
「仁義なき戦い」は73年の2位(1位は「津軽じょんがら節」)、「新幹線大爆破」は75年の7位(1位は「ある映画監督の生涯 溝口健二の記録」)、「カリオストロ」「HOUSE」に至ってはベストテンに入ってもいません。
時と共に変化した評価の変遷…と言ってしまえばそれまでですが、王道を行く専門誌なんですから、こういう整合性の無さにはそれなりの言い訳をしてほしいものです。
という訳で他人の尻馬に乗ったマイフェイバリット日本映画in70’s。
(1975年/深作欣二監督)
(1978年/山本薩夫監督)
(1978年/岡本喜八監督)
(1973年/佐藤純弥監督)
(1974年/舛田利雄監督)
(1978年/深作欣二監督)
(1971年/坂野義光監督)
(1977年/野村芳太郎監督)
(1974年/野田幸男監督)
(1973年/深作欣二監督)
次点「座頭市と用心棒」「動脈列島」「ポルノ時代劇 忘八武士道」
洋画篇同様、真面目に選べば「砂の器」一択なのですが、やはり明後日の方向にとんがっている作品に惹かれます。