『もうあんた達は負けたんだ!敗者なんだよ!』
『何言ってんの? 調査兵団はいまだ負けたことしかないんだよ』
ハンジさん、今期、回を追うごとにかっちょ良くなっています。
「進撃の巨人 Season3/第41話・信頼」
(2018年8月12日深夜/桜庭愛子演出)
リーブス商会会長暗殺の真相を知っている(が故に憲兵団に追われている)ボンクラ息子フレーゲルを確保したハンジ。
『こうは思わないかフレーゲル。一生天敵に脅えてネズミのようにコソコソ生きてくぐらいなら命を投げうってでもその天敵に一矢報いてやろうと…』『思わねぇよ!』
間髪入れず否定するボンクラ息子に何故か好感度うなぎ昇り。
一方、森に潜むリヴァイ率いる調査兵団の元にはストヘス区憲兵支部所属の二等兵、マルロとヒッチが…現れた途端即捕虜。
アニ・レオンハートが潜伏巨人であったという事実に慄くヒッチ。調査兵団に協力したいと申し出るマルロ。
『駄目だ。お前に体制を敵に回す覚悟があるかなんて俺には計れない』
リヴァイから二人の処分を任されたジャンの一芝居。信頼を勝ち取ったのはマルロ。
そしてフレーゲルの信頼を勝ち取ったハンジはフレーゲルを囮に街中で中央憲兵相手に一芝居。リーブス会長暗殺の真相を白日に。
中央憲兵を拘束し、街の住民を前にリーブス商会二代目会長就任を宣言するフレーゲル。
『今日からフレーゲル・リ―ブス…俺が会長だ!だから…よろしく…お願い…します…』『よろしく頼むぜ、会長』『声、ちいせいぞ』
住民の信頼がフレーゲルに。勝ち取り与える信頼の輪。
全ての鍵を握る男、エルヴィンは牢の中でボッコボコ(尋問という名の拷問)。
王への謁見(死刑宣告の場)を伝えに来た憲兵団のナイルに投げかける謎の言葉。
『ピクシス司令にあることを委ねた。もしその時が来ればだが…その時俺はただ見ている。選ぶのはお前だ。そして彼らだ…』
何を試す?誰を試す?最後の信頼を勝ち取るのは誰だ?
とうとう今回は絵としてもエレンの出番無し。当然EDクレジットにも名前なし。最上位表記者は…ジャン!(良かったなぁ、ジャン、お前主役だよ)