「では陛下の名の下判決を言い渡す。エルヴィン・スミス。人類憲章第6条に違反ありと認め死刑に処す」
反論虚しく下った死刑判決。「これでいいのか?!」と無言で問う憲兵団ナイル。引き立てられるエルヴィンの口もとには悪魔の笑みが…。
国と人類を秤にかけた大博打。勝ったのは…。
「進撃の巨人 Season3/第42話・回答」
(2018年8月19日深夜NHK放送/小室未来演出)
何と今回は絵コンテ川尻善昭さんです。大御所参戦。
「巨人出現、ウォール・ローゼ突破」のフェイク報告に中央政府は「ウォール・シーナの扉を全て閉鎖せよ!避難民を何人たりとも受け入れてはならんぞ!」
それが中央政府の本心。
ウォール・ローゼの避難民受入れを選択するナイル。その判断に同調するザックレー総統。中央憲兵を武力制圧しクーデター首謀者を名乗り出るピクシス司令。
またしても勝ったのは…エルヴィン。
にしてもクーデター編がここまでサクサク進むとは思いませんでした。小林靖子氏の構成手腕光りまくりです。
『私の理由を言おうか?昔っから奴らが気にくわなかったからだ!
むかつくのだよ!偉そうな奴と偉くないのに偉い奴が!
いや…もうむしろ好きだな。思えばずっとこの日を夢見ていたのだ!
このクーデターが人類にとっていいか悪いかなどには興味がない』
原作読んだ時もそうでしたが、このザックレーの行動原理は本当に痺れます。
人類の命運よりもムカツク奴らに1発かます事を優先する…見習いたいと思います。
これで前半の露払いは終了。お話は一気に巨人の本質へ。
囚われたエレンさん、久々の登場。
レイス家が受け継いできた秘密とそこに強制介入したグリシャ・イエーガーの罪業とは?