英国Louderが発表した「読者が選ぶ 最も偉大なギタリストTOP50」で2位にランクイン(1位はジミヘン)したジミー・ペイジですが、米国では「天国への階段」パクリ訴訟が再審となってしまいました。
ロサンゼルスのバンド、スピリット(Spirit)のギタリスト、故ランディ・ウルフの遺産管財人が、「天国への階段」のイントロ部分がスピリットの楽曲「Taurus」(1967年作)のパクリだとして、著作権侵害で訴えているもの。
一旦2016年に「それほど似てねーだろ」というロサンゼルス連邦地裁の判決がありましたが、「バカ言ってんでねー」と遺産管財人が上訴。結果、連邦高等裁判所から再審の命令が。
う~ん。似てるってド頭のギターフレーズだけだろ? よくある話ですし別にいいじゃねえかとも思いますが駄目なんすかね。
オジー・オズボーンの「MR.CROWLEY」のイントロはエンジェルの「ANGELTHEME」のパクリですし、スウィートの「BURNING」なんかイントロどころかどこからどう聴いても「移民の歌」。
ハロウィンの「SAVE US」なんかレインボーの「KILL THE KING」の歌メロ差し替えた完コピですし。
結局はパクリ元とパクラれ元の関係性と時代性ってことになるのでしょう(同時代だとリスペクトも糞もないでしょうし)。
「天国の階段」と言えば「ウェインズ・ワールド」の楽器屋さんのシーン。
展示してあったギターを手に取ったウェインが「天国への階段」のイントロを爪弾くと店員がすっ飛んできて制止。「あの張り紙が目に入らんか」と指差す壁には“NO STAIRWAY TO HEAVEN(天国への階段禁止)”。
演奏ならやはりフランク・ザッパのライブでしょう。
ホーンセクションが入ってファンキー。盆踊りのような〆までたっぷり楽しむことができます。