『さあてと。最も救いから遠い方法で何もかも血みどろに救ってやる』
2期終了から7年半。もはや生きているうちに目にすることはないんじゃないかとすら思えた3期がいよいよ始まります。
が、その前に風呂敷広げまくって畳まずに終わった2期のおさらいを。
「とある魔術の禁書目録Ⅱ」
(2010年10月~2011年4月/錦織博監督)
2期の終盤ではフルーツバスケットともいうべきパートナーチェンジがありました。
打ち止め(ラスト・オーダー)を救い、かつての自分の研究者である木原数多率いる暗部組織「猟犬部隊」を壊滅させた一方通行(アクセラレータ)。
残骸(レムナント)事件の際、白井黒子と死闘を演じた後、アクセラレータに顔面パンチを喰らって撃破された結標淡希(むすじめあわき)。
上条当麻のクラスメイトにして親友、イギリス清教の魔術師にして多重スパイ、土御門元春(つちみかどもとはる)。
上条当麻に御坂美琴を託したアステカの魔術師、海原光貴(うなばら みつき)
接点はあってもひとつになる事など考えられないこの4人が学園都市の暗部組織「グループ」のメンバー。敵も味方も欺く呉越同舟の梁山泊集団。
ここに絡むのがレベルゼロの無能力者集団スキルアウトの元メンバー、浜面仕上(はまづらしあげ)
2期最終話で登場と同時に上条当麻の説教付顔面パンチを喰らってズタ袋になりましたが、3期ではがっつり活躍してくれるはず。
『強大な能力者に反撃するだけの力を使って、困っている人に手を差し伸べていれば、テメェらは学園都市中の人達から認めてもらえたはずなんだよ!!』
ローマ正教vs学園都市。魔術対科学の全面戦争。その迫りくる軍靴の足音だけを聞かせて幕を降ろした2期。
この争いに上条、インデックス、御坂、シスターズ、ラストオーダーがどう絡むのか。
楽しみです。
『楽しいねえ。目的があるっていうのは…本当に楽しい』