『確かに私は七海先輩じゃなきゃいけない理由はないと思うけど、だけど私のことが一番必要なのは七海先輩なんだろうってそれは分かるから。先輩が一緒にいてって言うんならそうしますよ』
ナチュラルボーン・キラーだな侑。
「やがて君になる/第5話・選択問題|続・選択問題」
(2018年11月1日深夜BS11放送/羽多野浩平演出)
中間試験期間突入(1週間前)で生徒会活動は暫しお休み。『生徒会役員として恥ずかしくない成績で戻ってきてね』という佐伯先輩(学年2位)の圧もあって放課後、侑は図書室へ。
連れ勉(?)相手は七海先輩。教える口実でお向かいからお隣へ自然に移動。
(選ばれるのが嬉しくないわけじゃない。誰に選ばれても嬉しい…のかもしれないけど。それでも今一緒にいるのはこの人なわけで)
放課後のハッピー勉強タイム。しかし、試験直前になると図書室も満員御礼椅子取りゲーム。
『あの先輩…うちでやります?』『えっ!?』
たらしかジゴロか小糸侑。借りてきた猫と化した七海先輩を連れて藤代書店へ。
差し向かい。小机挟んで水入らず。頚動脈どっくんばっくん。
『ちょっと顔赤くないですか?』
『だって好きな女の子の部屋に来てドキドキするのは仕方ないでしょ…』
『人を好きになるとそんな風になっちゃうんですか?』
『そうだよ…今心臓すっごいドキドキしてる…聞いてみる?』
カマをかけてはみたものの侑の冷静な返しに轟沈。
微笑ましい。こういうやりとり和みます。
侑の姉からチーズケーキのレシピと一緒に侑の無警戒うたた寝写真を送ってもらって小躍りする七海先輩。可愛すぎ(姉さん色々察していそうでこっちも捗る)。
(私だって1人じゃないもん。1人じゃない。1人じゃないけど…心臓が選んでくれたらいいのに…)
七海先輩の旅行土産(プラネタリウム)を抱き締めて眠りにつく侑。今週も尊い30分でした。