デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

地球規模の人災。 ジオストーム

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アンディ・ガルシアが大統領。もう還暦越えかあ。じゃ全然不自然じゃないよな…。そっかー(遠い目←私の時計は「ブラックレイン」「ゴッドファーザーPART3」で止まっている)。

 

ジオストーム2017年/ディーン・デヴリン監督)

 

タイトルから勝手にディザスタームービーを想像していましたが微妙に違いました。

 

最先端技術を地球規模で政治利用という無駄に風呂敷のデカい「ブルーサンダー」でした。

 

温暖化やら何やらで地球環境は壊滅寸前。「なんとかせにゃ」と国境のない科学団が作ったのが、全世界の天気を管理できる気象コントロール衛星ダッチボーイ

 

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当初の管理はアメリカに委ねられておりましたが、3週間後にはUNの手に。

 

ここでダッチボーイが謎の大暴走。

 

各地の気象を操って大災害見本市。リオ・デジャネイロが寒波で氷浸け、香港地割れ大爆発、東京にも景気よくスイカのような雹が雨あられ

 

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放っておくと各国の異常気象がひとつに繋がって、地球規模の大災害“ジオストーム”に。

 

事態の収拾を図るべく、ダッチボーイ発明者(今は世捨て人)であるジェイク・ローソン博士(ジェラルド・バトラー)が宇宙へ。

 

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地上では弟のマックス・ローソン(ジム・スタージェス)が陰謀の臭いを嗅ぎ取っていた。

 

これぞハリウッド!な華々しさと深みの無さと脚本のテキトーさが光ります。

 

一部の人間が暗躍した結果にしては被害がデカすぎ(何万人死んだのか想像もつかない)。

 

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アメリカはどう後始末するつもりなんでしょう(責任の取りようがないだろ)。

 

最悪の事態を防いだら、その前の惨事がチャラになるというのはハリウッドではよくあることですが、ちっと能天気すぎでねぇかい。

 

弟、マックス・ローソン役のジム・スタージェスくん、最近どこかで観たような…と思ったら「アサイラム 監禁病棟と顔ない患者たち」に出てましたね。

 

 
 
 
 

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