
ん~やはり牛乳か。牛乳なのか。
その圧倒的母性の源は。
水の街から帰還したゴブスレさん。落ち着き先は勿論牧場。今日はノー兜で周辺チェック。窓からはたゆんたゆんがお出迎え。

『朝ご飯にしよう?』
圧倒的、ひたすら圧倒的な母性の塊。食後は防具の修理と受け取りのため街へ。素顔でギルドを訪れたゴブスレさんに気づかない人(槍使い)、気づく人(魔女)。

修理防具を受け取って完全正装。吸い寄せられるヒロインズ。
水の街からは剣の乙女から熱烈恋文。知らずに届ける受付さん。

水の街で死にかけたと聞いて慌てる受付さんと、治療方法(処女同衾の奇跡)を思い出して赤面する神官ちゃん。
夜は宴会(春はあけぼの、みたいだな)。ドワーフとハイエルフが飲み比べ。
牧場ではゴブスレさんと牛飼娘が星降る夜のランデブー。

『先の事はゆっくりさ 考えようよ』『ゆっくりか』『そ。焦んなくていいからね』
先の事。いつか必ずやってくる“戦えなくなる日”。
歳も取る。怪我もする。疲れれば倒れる。いずれ限界が来る。それが冒険者であろうと勇者であろうと。たとえ死ななくてもゴブリンを殺せなくなる日が必ず訪れる。こんな日々は長くは続かない。

『先の事か…』
その日が来たらどうすればいいのか。
日常回だと思っていましたが、重い現実が突き付けられました。そして見つけた大量のゴブリンの足跡。斥候だけでこの数…。

ゴブリンの大群がやって来る…。

