“ミスター超大作”“日本のジョン・ギラーミン”(←勝手に命名)、佐藤純彌監督がお亡くなりになりました。
2月9日11時。多機能不全による衰弱。86歳。
“ミスター超大作”というふたつ名にはひょっとすると“演出が大味”と言う揶揄が含まれているのかもしれませんが、個人的印象は「部分部分だけ見ると駄目だが、全体として見ると何となく合格」。
マイ・フェイバリットは何と言っても「実録 私設銀座警察」(1973年)。
改めて観直しましたら、安藤昇のキャラ設定が“伏龍特攻隊”(劇中テロップは“伏竜”)の生き残り…ってそれまんま安藤昇の履歴書じゃないですか。
後はお約束ですが「新幹線大爆破」「君よ憤怒の河を渉れ」「人間の証明」「野生の証明」といった所でしょうか(ここで「ペキフー」を挙げる勇気はない…)。