デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

戦士の休息。 追悼:佐藤純彌

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“ミスター超大作”“日本のジョン・ギラーミン”(←勝手に命名)、佐藤純彌監督がお亡くなりになりました。

2911時。多機能不全による衰弱。86歳。

“ミスター超大作”というふたつ名にはひょっとすると“演出が大味”と言う揶揄が含まれているのかもしれませんが、個人的印象は「部分部分だけ見ると駄目だが、全体として見ると何となく合格」

マイ・フェイバリットは何と言っても「実録 私設銀座警察」1973年)。

 

 

深作欣二とは一味違うアナーキーの極北。

 

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改めて観直しましたら、安藤昇のキャラ設定が“伏龍特攻隊”(劇中テロップは“伏竜”)の生き残り…ってそれまんま安藤昇の履歴書じゃないですか。

後はお約束ですが新幹線大爆破」「君よ憤怒の河を渉れ」「人間の証明」「野生の証明」といった所でしょうか(ここで「ペキフー」を挙げる勇気はない…)。

 

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残念賞としてゴルゴ13を。

ご冥福をお祈りいたします。

 

 
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