『えっ、こっちって囮なの!?』
『この数が!?』
『有り得ない』
『マヌケな奴め。大群は囮にこそ使うべきだ』(ゴブリンスレイヤー)
ゴブリンスレイヤーさんは正しかった。
「荒野のコトブキ飛行隊/第8話・大飛行船強盗」
イケスカ市長就任と自由博愛連合設立を記念して、この世界では超希少な「サカナ」を購入したイサオ氏。
成り行きで輸送を請け負う事になったオウニ商会(ルゥルゥ&コトブキ飛行隊)。
15機の編隊を組んで襲撃を仕掛けてきた空賊。しかし、これはデコイ。
本命の別働隊がハッチから侵入。瞬く間に制圧される羽衣丸。
制圧部隊は大量の爆弾を持ち込んでイサオの市長辞任と自由博愛連合の即時解散を要求。
『この二つが飲まれない場合、羽衣丸をイケスカ市内に墜落、爆発させる』
頼みの綱は襲撃時ゲリリで難を逃れた副船長サネアツ。
一旦引いたと見せかけて、レーダーの死角から羽衣丸に乗り移って反撃の機会を伺うレオナ&キリエ。
ここでまさかのあの人が大活躍。
気弱なバーテンダー、ジョニー。彼はかつて「逃げられジョニー」(←銃好きが災いして愛妻に逃げられた)の異名を持つ凄腕ガンマンでした。
カウンターの下には“お守り”がぎっしり。
そして繰り出す技は…ガン=カタ!?
まさかここで「リベリオン」な展開になろうとは…。
ウェイトレスのリリコさんまで徒手空拳。乗組員全員武闘派(笑)。
コックピットを再奪還したものの、予備系統と機関室ドアを破壊された羽衣丸は操舵不能。爆弾を搭載したまま曲がれず止まれずイケスカに一直線。
危険地帯目前。問答無用で撃ち落とし体制に入るイサオの飛行隊。
「大列車強盗」を模したサブタイになっていますが、内容は完全に「エグゼクティブ・デシジョン」ですね。
待った無しの状況でマダム・ルゥルゥの下した決断は…?
仕掛け人と思しきは元エリヰト興行人事部長ですが、彼の“上司”は誰なんでしょう?
参考