『理想論ではどうにもならんだろうが。幸いなことに助けてやった連中は聖昭学園に閉じ込めてある。そこに外から火を点けて…』
帰還者リスト記載者=リヴィジョンズの祖先。ならば彼らを殺してしまえばリヴィジョンズも消えるのでは…と主張する老害爺。
『うるさい!うるさーい!こういうケースでは助かるために犠牲者が出ても法は許す!』
リヴィジョンズに帰還者リスト記載者とストリング・パペットの再引き渡しを提示して延命を懇願する自称総理。
そしてまさかの大黒柱退場。渋谷はもう駄目かもしれません。
「revisions リヴィジョンズ/Case 09・消失の運命」
(2019年3月6日深夜放送/平川孝充演出)
目の前で母親を溶かされた慶作は絶望の暴走の末、チハルを生絞りにして謎の消失。
ミロ曰く『時空の狭間に落ちて存在が拡散した可能性が高い』
鎹(かすがい)を失った大介らは慶作を救えなかったことも相まってバトルロワイアル八つ当たり状態。
アーヴの上層部は『作戦行動白紙撤回。渋谷返還計画も一時保留』の決定を(こいつらも大概自分勝手)。
煮詰まった行政関係者(拘置されている牟田区長の配下)は、泉海さんとルウを拉致って黒岩に反旗。
晴れて自由の身になった牟田はリヴィジョンズ生き残り(チハルが慶作に殺されるように誘導した)ニコラスと再交渉しますが…。
大介にハニートラップ仕掛けてきた女教師は老害爺さんとつるんでいたし(実は親子とかいう設定じゃないだろうな)、もう大人が根こそぎ駄~目駄目。
大介はウィルスのサンプルを過去に持ち帰り、パンデミックを阻止することを提案しますが、ニコラスはこれを拒否。
『パンデミックがない世界ができてしまっては私の存在もまた無になるかもしれない』
人類よりまず自分。まったくもってどいつもこいつもです。
そしてこの混乱の中で銃を向けあう牟田と黒田。
チハル、慶作に続いて牟田と黒田がまさかの同時退場。牟田はいいとして実行力を伴う精神的支柱・黒田がここで死ぬとは(「エグゼクティブ・テシジョン」のセガールみたいだ)。
そして愛する妹を失ったムキューは渋谷に宣戦布告。
『僕はリヴィジョンズのムキュー・イスルギだ。帰還者リストに明記された我がリヴィジョンズのルーツ達に告げる!今すぐに渋谷を離れよ。それ以外の古代人よ。ここに通告する。今後は無差別にお前達を捕獲する!』
ああ、これって、ゼノンの全人類滅亡(無差別合体)宣言ですね。
『』
この流れだと次は区民の暴動(牧村家襲撃)ですが、果たして…。