デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

変態は死なず。 デート・ア・ライブⅢ ♯11

イメージ 1

『お前が何度世界を壊そうが俺が必ず何とかしてやる!何度絶望しそうになっても俺が必ず助けてやる!』

 

イメージ 2

ああ、これは完全に「ヱヴァ破」クライマックスですね。

 

イメージ 3
手を伸ばしてくれ折紙!』 綾波…手を!』

デート・ア・ライブⅢ/第11話・星降る夜の天使」2019323日深夜BS11放送/鈴木吉男演出

5年前の災厄から折紙の両親を助け、歴史変革を成し遂げた士道。

厄介なのは歴史変革前と後の記憶の保持(リーディング・シュタイナーですな)。

異なる時間軸の記憶を同時に持つ事の条件(村雨令音推測)は、

  狂三に時間遡行の弾丸ユッドベートを撃ち込まれていること。

  霊力を有していること。

折紙はどちらにも当てはまりますが、過酷すぎる現実からの逃避として、自ら両親を殺した記憶を持つ折紙(反転の精霊デビル)と、両親と幸福な時間を過ごした記憶を持つ普通の少女・折紙に分裂。

これは黄昏乙女×アムネジアの影夕子×庚夕子と同じですね。

分裂していても精霊は精霊。士道は折紙をデレさせて霊力を封印するため、折紙とデートを敢行。

以前の折紙とは別人格のはずですが、要所要所でかつての変態性が露見してしまうのが何とも愛らしく(笑えます)。

 

イメージ 4
違うの!誤解しないで!こんな服 手に取った覚えもないのにー!

 

イメージ 5
違うの!これは五河君のスプーンが落ちたからそれを拾った所で!

隠しても 隠しきれない 変態の 性癖開花 今サカリなり。

何とか持ち直していい感じになった所でKISS(封印)に持ち込もうとしましたが、士道に霊力があることがバレて反転精霊化。

精神世界の中で対峙する清楚折紙と暗黒折紙。互いの意識に流れ込む互いの記憶。全てを肯定する士道の力で裂けた魂が今ひとつに。

 

イメージ 6

そうだ。お前に返さないとな。あの時預かったのは涙だけじゃないだろ折紙

『笑えばいいと思うよ』を凌ぐ名台詞。そしてKISS。ファンファーレはどう聞いてもウェディング・マーチ(やりすぎだ!)。

晴れて元に戻った折紙ですが、何せ、両親を亡くした自分を抱きしめてくれた士道と、自らを投げ打って両親を助けてくれた士道、両方の記憶を持っているので愛も執着も22倍。

 

イメージ 7

涙ぐむ士道の顔をスク水股間に押し付けて涙を拭う(「吸水性抜群」)、変態性もフルスロットルで再生。

折紙マニアには堪らないエンディングでございました。

 
★ご参考

 
 
イメージ 4←ランキング投票です。よろしければワンポチを