デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

私を飛ばすのは“自由”だ! 荒野のコトブキ飛行隊 ♯12[最終回]

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怒りと恨みが重しになるなら私を飛ばすのは“自由”だ! 誰にも、誰の空も邪魔させない!
 
イケスカ直上に開いた穴。穴の独占に執着するイサオと破壊を目論む反イサオ連合軍。
 
最終決戦の始まりです。
 
「荒野のコトブキ飛行隊/第12話・夕陽のコトブキ飛行隊
201942日深夜BS11送/水島努監督)
 
冒頭の出立シーンから全編大空中戦。ナオミ隊長率いる陽動部隊が先行してコトブキが別働隊。しかしそれすらも時間稼ぎ。本命は…。
 
コトブキに気づいたイケスカが迎撃部隊発進。数で押されては圧倒的に不利。独りで悩まず判断をメンバーに委ねるレオナ。コトブキの選択は…。
 
隼の長所は取り回しの良さ
高射砲塔を封じる意味でも市街地では有効
速ければいいと思っている敵を翻弄させてあげられますわ!
よし、ならば市街戦だ!
 
高層ビルの隙間から超低空で侵入。市街戦スタート(デススター戦だ!)。


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しかし待っていたのはF-86D、全天候型要撃機セイバードッグ。


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当たらずとも遠からずな位置にくれば爆発する近接信管付きロケット(Mk4 FFAR マイティ・マウス24連式空対空ロケット弾)を発射する厄介な奴。
 
ケイトが墜とされ、続いてチカも。分散したレオナとゾラの前にはジェット換装した震電に乗ったイサオキ六四試作重戦闘機に乗った執事が。
 
一方、穴封鎖(=破壊)の命を帯びた副船&ドードー船長は爆薬を満載しジェット推進を搭載した羽衣丸で穴へ(愛の戦士たちか!?)。


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追うイサオ、守るコトブキ。ゾラは執事の奸計で不時着、レオナが身を挺して執事機の進路を阻み、残るはイサオ震電とキリエ隼。


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ケイト、チカ、エンマ、ゾラ、レオナが次々に戦線離脱。
 
この一人一殺で敵を減らして最後の仲間に望みを託す展開、燃えます。
 
怒りに我を忘れたキリエを諭すチカ。背後をとられたキリエが被弾。蘇るサブジーの訓え。


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飛行機は飛ばすもんじゃない自然に飛ぶんだ。パイロットはそれに寄り添うだけだ
 
何かUse the force lukeを思い出しますね。


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余談ですが、このシーン、「ウルトラマンダイナ」の最終回
ワームホールで生き別れた父親と再会し、そのまま光の中に飛
び去って行く)を思い出してちょっとドキドキしちゃいました。


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覚醒したキリエはまるでサブジーのように自在な動きを。この立ちはだかる感の心地よさ!
 
あれは僕のだ!僕の僕だけの僕の為だけのものだ!僕が手に入れる僕が支配して、僕が管理して僕が牛耳って僕が!! 他の誰にも触らせない!


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いっそ賞賛を贈りたくなるイサオの本心。穴の行方は、キリエは、副船は生きて戻れるのか。
 
大満足のクライマックスでした。



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