『怒りと恨みが重しになるなら…私を飛ばすのは“自由”だ! 誰にも、誰の空も…邪魔させない!』
最終決戦の始まりです。
「荒野のコトブキ飛行隊/第12話・夕陽のコトブキ飛行隊」
冒頭の出立シーンから全編大空中戦。ナオミ隊長率いる陽動部隊が先行してコトブキが別働隊。しかしそれすらも時間稼ぎ。本命は…。
コトブキに気づいたイケスカが迎撃部隊発進。数で押されては圧倒的に不利。独りで悩まず判断をメンバーに委ねるレオナ。コトブキの選択は…。
「隼の長所は取り回しの良さ」
「高射砲塔を封じる意味でも市街地では有効」
「速ければいいと思っている敵を翻弄させてあげられますわ!」
「よし、ならば市街戦だ!」
高層ビルの隙間から超低空で侵入。市街戦スタート(デススター戦だ!)。
しかし待っていたのはF-86D、全天候型要撃機セイバードッグ。
一方、穴封鎖(=破壊)の命を帯びた副船&ドードー船長は爆薬を満載しジェット推進を搭載した羽衣丸で穴へ(愛の戦士たちか!?)。
ケイト、チカ、エンマ、ゾラ、レオナが次々に戦線離脱。
この一人一殺で敵を減らして最後の仲間に望みを託す展開、燃えます。
怒りに我を忘れたキリエを諭すチカ。背後をとられたキリエが被弾。蘇るサブジーの訓え。
何か『Use the force luke』を思い出しますね。
余談ですが、このシーン↑、「ウルトラマンダイナ」の最終回↓
(ワームホールで生き別れた父親と再会し、そのまま光の中に飛
び去って行く)を思い出してちょっとドキドキしちゃいました。
覚醒したキリエはまるでサブジーのように自在な動きを。この立ちはだかる感の心地よさ!
『あれは僕のだ!僕の僕だけの僕の為だけのものだ!僕が手に入れる…僕が支配して、僕が管理して僕が牛耳って僕が!! 他の誰にも触らせない!』
いっそ賞賛を贈りたくなるイサオの本心。穴の行方は、キリエは、副船は生きて戻れるのか。
大満足のクライマックスでした。
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