『けど…このままだと俺がダメ男に』
『ダメになっちゃまずいのかのう?』
今、私は宇宙の理に触れました。
「世話焼きキツネの仙狐さん/第1話・存分に甘やかしてくれよう」
日々是終電の暮らしを続けるプログラマ中野。荒んだ心から湧き上がる負(腐?)のオーラは他者が知覚できるほどの瘴気となって立ち上り…。
『心の闇が人の世を滅ぼす。そうなる前に彼を救わねばならないねぇ』
鳥居モニターで中野の様子を観察する神使いの狐たち。
心癒す特使として派遣されたのは仙狐さん。齢800を数える神使い。
『存分に甘やかしてくれよう!』
「小林さんちのメイドラゴン」に続く“疲弊したプログラマ”に訪れる福音。人外ロリに出会うには、プログラマにならねばならないのか。
余談ですが、終電で帰れるソフトウエアハウスはまだまだ(ホワイト)ですよ。
晩飯も喰いそびれてようやくアパート(3階建てだからエレベーター無し)に辿り着いた中野。玄関を開けると…。
『お帰りなのじゃ。遅くまでお仕事お疲れ様じゃ』
な、何故、うちのキッチンに幼女が…。このままでは事案に…(大丈夫、大丈夫。人外だし。800歳だし。無問題)。
煮物に味噌汁、土鍋ごはん(!)。食後はほうじ茶(茶柱つき!)。湯気は人を幸せにしてくれます。浄化され崩れ去る負のオーラ。
『ほれ、もっと遠慮せず甘えてよいのじゃぞ?』
『じゃあ…尻尾を触ってみたいんですけど……』
尻尾と言えば性感帯(@To Loveる)←誤った性知識。
『お主が言うなら…と、特別じゃからな…』
『ひゃん!』
この世のものとも思えぬモフみ…ってやっぱり性感帯じゃないか。そしてトドメは膝枕。
問答無用の甘やかし。
仙狐さん、うちのKくんの所にもちょっと顔出してやってもらえませんか?
★ご参考
それは自虐ですかN●Cさん!? 小林さんちのメイドラゴン ♯1[2017年1月19日]
大暴走! 這いよれ!スーパーニャル子ちゃんタイム①②[2013年2月16日]
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