長いブランクから覚醒して再び開いたゲームの扉。
待っていたのはゾンビ変異種クリーチャー。
「バイオハザード0 HDリマスター」
(2016年PS4版/CAPCON)
という訳で「0(ゼロ)」のプレイレポートです。
今回はEASYで1ステージクリアする毎にNORMALで後追い、追いついたら再びEASYで先に進むという、変則プレイで挑みました。
レベッカとビリーを使い分ける(時に協力する)ザッピング・システムは楽しいですが、アイテムボックス廃止によるアイテム床置きシステムはなかなかのクセモノ。
ステージ移動の際、持ちきれない(しかし必要な)アイテムは何度もピストンをして運ばねばならないので、ある意味「バイオ1」の「リアル・サバイバル・モード」(アイテムボックスの中味が場所ごとに固定される)並みに頭を使わねばなりません。
新たに加わった武器に“火炎瓶”があるのですが、これ結構使えます。即物的な拳銃と異なり『燃やしたるぞコラ』な感じが堪りません。
これでも喰らえ!
絵柄も素敵で、レベッカが火炎瓶片手にそろりそろりと歩く様の不審者感といったら(怪しさ満開。完全にテロリストの動き)。
EASYでプレイした直後にNORMALに移ると、弾薬も回復アイテムも笑っちゃうくらい少なくなり、状況が一気にシビアになります。
さっきまで群生していたグリーンハーブがゼロ。3個あったものが1個になるならいざ知らず『ゼロかよ!?』(←タイトル回収…ではない)
敵の新顔トップは何と言っても擬態マーカス。無数のヒルが集まり、生みの親であるマーカス博士に擬態したモノ。
攻撃対象を発見してから戦闘モードに移行するまで時間がかかるので、回避は容易なのですが、登場と同時におどろおどろしいBGMが鳴り響くので心臓によろしくありません。
個人的に苦労したのはインフェクティッド・バット。巨大コウモリですね。
EASYではあっさり倒せたのにNORMALではやたら強い。小コウモリの群れが出てくると自動照準がそっちに持っていかれるわ、小突かれている内に死んじゃうわで無駄にYOU ARE DEADの文字を拝むことになりました(誰だよ、小コウモリの攻撃は大したことないとか言った奴。余裕で死ぬじゃねえか)。
「リーチハンター」は本編2ndステージの養成所を舞台に、あちこちに散らばったヒルのオブジェ(ビリーしか拾えない青のオブジェ50個、レベッカしか拾えない緑のオブジェ50個、計100個)を敵を殲滅しつつ時間無制限(セーブ不能)で集める単純なゲーム(100個集めると本編の武器が全て弾数無限になる)…なのですが。
弾足りません、回復足りません、敵強すぎます。
特に猿。エリミネーターなんて小洒落た名前がついていますが、猿で十分です、こんな奴。
数は少ないものの、本編の2~3倍は耐久力があがっています。グレネード連発しても死なないし。こいつに比べたらハンターなんて可愛いもんです。
Aランククリアするのにエライ事手間取ってしまいました。
「ウェスカーモード」は絵的にはビリーがウェスカーに変わっただけで、やっつけ感満載なオマケなのですが、「黒の疾走」と「赤の斬撃」という手ぶらで放てる特殊攻撃(疾走は走るだけなので攻撃ではありませんが)能力が加味されています。
全武器弾数無限になったので、タイムアタックでもう一勝負したら(ぶっちゃけ、マグナムリボルバーが無限化された時点で、ロケランもサブマシンガンもどうでもでもいいのですが、折角なので…)、いよいよ「RE:2」だ(長かったなぁ…)。