
さて、バイオ2プレイレポート後半です。
前回、自動照準機能が無い事を嘆きましたが、考えようによっては“脚を撃って前のめりに倒れたゾンビの脳天を狙う”といった戦術的射撃が出来るので、自由度は上がったと言えます。
HARDCOREモード以外ならインクリボン無しでセーブ出来るのも嬉しい仕様。
ASSISTEDモードなら、DANGERになっても一定時間経過するとCAUTIONまでは自動回復するというのもナイスでした。
下水道でエイダにキャラチェンジするのはオリジナル2と一緒ですが、持っている武器が特殊。
「EMFスキャナープロジェクター」。電子回路をハッキングして暴走させ破壊するといういかにもスパイらしいスマートウェポン。
喚起孔のプロペラを破壊して脱出路を作ったりとなかなかに面白いツールです。

ひたすら逃げるしかないタイラントがウザいという点を除けばレオン編はまずまずの出来だったのではないかと思います。
問題はクレア編。
こちらの途中操作キャラは幼女シェリー・バーキン(T-ウィルス、G-ウィルスの生みの親、ウィリアム・バーキンとアネット・バーキンの娘)。
オリジナル2でもシェリー操作は鬱陶しいパートでしたが、今回は輪を掛けて酷い。
アイアンズ署長に拉致され、そこから逃げるというがミッションなのですが、動き鈍いわ、すぐ捕まるわでイライラMAX。
何よりアクションのメインが「かくれんぼ」と「鬼ごっこ」というのがどうにもこうにも。

サスペンス風味ではありますが、バイオにそーゆーものを求めている訳ではないので(いっそゲームオーバーの条件が“捕まる”じゃなくて、“後ろからドタマかち割られる”とかの方がスッキリしたと思うレベル)。
とにかく爽快感が彼岸の彼方。何もストレス溜めてまでこのゲームをこなさにゃならん理由はないよなぁ…。
GWの間、何十時間もプレイさせて頂きましたが、何週もする事はないでしょう。