ここは真夏の炎天下。間違いなく炎天下。なのに…。
なんでここに先生(以下略)。
「ぼくたちは勉強ができない/第9話・禁断の地にて彼は、[X]が為奮闘する」(2019年6月1日深夜BS11放送/曽根利幸演出)
ラッキースケベか女難の相か。ラブコメ主人公ここにありなハプニング大作戦。
炎天下、自宅前の公道で成幸を待っていたのはスーツをビシッと決めた桐須先生。
成幸の危機感知能力が全力でスルーを推奨しましたが、あえなく捕縛。連れてこられた部屋は先日の苦労を無に帰す大惨状(真夏に牛乳出しっぱは危険)。
『心外。これでも以前よりは片づける努力はしているわ』
成幸ゲットの目的は再びの大掃除…ではなく、出るべくして出たあのお方の処理。
『ああ、何だゴキブ…』
『駄目!不許可!絶対その名前を口にしないで!』
錯乱⇒結果的ハグ。しかも全力(三国一の幸せ者だな、成幸)。巨乳に挟まれ身動きとれず無念(?)の取り逃がし。
掃除終わって帰ろうとする成幸に追いすがる桐須先生。
『まだアレがどこに潜んでいるのか分からないのよ。
何でもするから私を1人にしないで!』
ななな何でもするから?!
お言葉に甘えて勉強を見てもらう成幸…ってお前もうちょっと何か思いつかなかったんかい。思春期男子の自覚が不足しているぞ。
時間を忘れて勉強に打ち込んでいたら腹の虫が大宴会。桐須先生がとった出前が緒方うどん。持ってきたのは緒方理珠。絵に描いた修羅場(笑)。
動転した緒方は持ってきたうどんを自ら食べる暴挙。真冬はG再来(飲食業界用語で「太郎さんご来店」)に腰が抜けてだいしゅきホールド一歩手前。
もうどっちもただのポンコツ巨乳です。
後半は下着狂想曲。
発熱した母の代わりにパート先に出向いた成幸ですが、母のパート先はまさかのランジェリーショップ!…って店名(ラグジュア・ジェリー)で気づけよ、いやそれ以前に母の仕事くらい知っておけ。母も思春期男子を丸腰で送り出すな。
店長は気さくなお姉さん(子持ちですが)。照れる成幸に商店街のマスコット「ワンころ花子」(酷いネーミングだ)の着ぐるみを。
この着ぐるみ、ひとりでは脱げず、声も出せないというSM仕様。ここで店長さんがお子さん預けている保育所から「お子さん発熱」の連絡受けて速攻離脱。
孤立無援の特攻兵と化した成幸の前に次々知人女性の来客が(「ピンチはピンチ。チャンスもピンチ」by比企谷八幡@俺ガイル)。
胸囲の格差社会の敗残兵。このままでは古橋がオチ要員に…。頑張れ古橋!