7月6日、「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の冒頭映像である「シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT1(冒頭10分40秒00コマ)0706版」が東京・日比谷ステップ広場を含む世界9カ所で同時公開されました。
各国現場に居合わせた人が早速映像をUPしてくださいましたが…。
正直、嫌な予感しかしません。
理想は前作「Q」をなかった事にして、「Q:TRUE+」みたいな形にしてくれる事ですが、流石にそれは無理というもの。
「破」の温度感に戻すための大鉈振るう軌道修正も能わず。雰囲気はモロ「Q」の延長線上。
冒頭10分40秒にシンジ、レイ、アスカの姿なく(リツコは僅かに声のみ)、出て来たのはマリとダサいにも程があるプラグスーツを着込んだおばさんリツコとマヤら。
サードだかフォースだかで壊滅したパリを復興させる(地下格納都市を浮上させる)下りにはそれなりの高揚感がありましたが、ここは「絵」ではなく「物語」で掴んで欲しかったなあ。
相変わらずネルフvs叛旗を翻したヴィレという構図は変わっていないようだし。
「Q」の最後に荒野に向かって歩き出した3人はどこへ行ってしまったのやら。
マリの台詞から察するにシンジくんはまたどこか(パリの地下?)にお隠れになっているようです。
何と言うかワクワクする箇所がビタ一文なく、嫌な予感しかしない冒頭10分でした。
これが全部ブラフで、蓋を開けたら全く別の映像になっていたら拍手喝采ですが…。
庵野監督は早くエヴァの呪縛から開放されて「シン・ウルトラマン」に向かった方が良いのかもしれません。
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