デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

クラシックロック探訪25 ノー・ヘヴィ・ペッティング/UFO

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テッド・マッケンナの死を乗り越えて、マイケル・シェンカー・フェストの新作「レヴェレイション」が920日発売になります。

 

残念ながらテッド・マッケンナのプレイは間に合わなかったようで、主にサイモン・フィリップスが代打ち(?)しているようです。

 

例によってボーカル陣は豪華。ゲイリー・バーデン、グラハム・ボネット、ロビン・マッコリーに加えてドゥギー・ホワイト、更にロニー・ロメロまで参加。

 

5人中3人がレインボー関係者って凄ぇな。いっその事、ジョー・リン・ターナーも混ぜてあげれば良かったのに。

 

この中だとマイケルと一番相性がいいのはゲイリーな気がいたしますが、ナンバーワンを挙げるならやはりフィル・モグではないかと(人間としての相性じゃなくて、あくまでギターとボーカルの相性ね)。

 

マイケルの名を世界に知らしめたUFO。アルバムなら、フェストのライブでも欠かせない「ドクター・ドクター」「ロック・ボトム」が入った1st「現象」を推すのが筋かもしれませんが、個人的好みで言えばこれ。

 

ノー・ヘヴィー・ペッティング/UFO

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NO HEAVYPETTINGUFO1976

 

ライヴのオープニングとしても有名な「ナチュラル・シング」で幕をあける荒削りなのに繊細な1枚。中でもお気に入りは3曲目。

 

電撃のロックンローラー

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CAN YOU ROLL HER

 

CAN YOU ROLL HER」を「電撃のロックンローラー」と訳した人は偉い。詩の内容はさておき、ぶるんぶるん唸るイントロは正に“電撃”のロックンローラー

 

ボーカルにフィル・モグが加わって初めてマイケル伝説は完結すると思うのですが、それはないものねだりって奴でしょうか(実はマイケル、個人的にフィルに参加の打診はしたらしい…)。

 

★ご参考

追悼:テッド・マッケンナ(ついでにクラシックロック探訪㉓ 黙示録

2019125日]

神様と3人の歌親父。 マイケル・シェンカーFest.2016in Japan

2016826日]

クラシック・ロック探訪⑮ 神(帰ってきたフライング・アロウ)/マイケル・シェンカー・グルー2016619日]

この瞬間を33年待った。 マイケル・シェンカー&グラハム・ボネット来日公

2015621日]

 
 

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