テッド・マッケンナの死を乗り越えて、マイケル・シェンカー・フェストの新作「レヴェレイション」が9月20日発売になります。
残念ながらテッド・マッケンナのプレイは間に合わなかったようで、主にサイモン・フィリップスが代打ち(?)しているようです。
例によってボーカル陣は豪華。ゲイリー・バーデン、グラハム・ボネット、ロビン・マッコリーに加えてドゥギー・ホワイト、更にロニー・ロメロまで参加。
5人中3人がレインボー関係者って凄ぇな。いっその事、ジョー・リン・ターナーも混ぜてあげれば良かったのに。
この中だとマイケルと一番相性がいいのはゲイリーな気がいたしますが、ナンバーワンを挙げるならやはりフィル・モグではないかと(人間としての相性じゃなくて、あくまでギターとボーカルの相性ね)。
マイケルの名を世界に知らしめたUFO。アルバムなら、フェストのライブでも欠かせない「ドクター・ドクター」「ロック・ボトム」が入った1st「現象」を推すのが筋かもしれませんが、個人的好みで言えばこれ。
ノー・ヘヴィー・ペッティング/UFO
ライヴのオープニングとしても有名な「ナチュラル・シング」で幕をあける荒削りなのに繊細な1枚。中でもお気に入りは3曲目。
電撃のロックンローラー
「CAN YOU ROLL HER」を「電撃のロックンローラー」と訳した人は偉い。詩の内容はさておき、ぶるんぶるん唸るイントロは正に“電撃”のロックンローラー。
ボーカルにフィル・モグが加わって初めてマイケル伝説は完結すると思うのですが、それはないものねだりって奴でしょうか(実はマイケル、個人的にフィルに参加の打診はしたらしい…)。
★ご参考
追悼:テッド・マッケンナ(ついでにクラシックロック探訪㉓ 黙示録)
[2019年1月25日]
神様と3人の歌親父。 マイケル・シェンカーFest.2016in Japan
[2016年8月26日]
クラシック・ロック探訪⑮ 神(帰ってきたフライング・アロウ)/マイケル・シェンカー・グループ[2016年6月19日]
この瞬間を33年待った。 マイケル・シェンカー&グラハム・ボネット来日公演
[2015年6月21日]