【天使天然、雪女面倒】ワンルーム、日当たり普通、天使つき。 ♯4【大好き彼女は悶々悶】

夜の公園。同級生にしてバイト仲間の和泉のえるに「雪女」である事を告白され、友達になることを約した森太郎…の前に（いや正確には上に）現れた飛行形態のとわ…の横を通りすがったクラスメイトにして森太郎にガチ惚れしている堤つむぎ。

一般的に言えば「修羅場」ですが、とわの羽が状況を凌駕。

反応は各人各様ですが、総じて

大混乱！

とわを含む全員が森太郎に押し寄せて質問責め。全部拾っていると大変なので、原作のひとコマで代替。

特に羽根を見た（アニメマニアの）のえるの喰いつきが半端なく…。

意を決したとわが正体明かして自己紹介。

さて、ヒロインズの反応は…。

「ワンルーム、日当たり普通、天使つき。／第4話・現物の説得力ってすごいわ」（2024年4月27日TOKYO MX放送／佐々木達也演出）

事の次第（天使がベランダ拝借していたが、行く所なさそうなのでそのまま居候させている）を聞いたつむぎは、

『はぁあ、徳光、優しいが過ぎるでしょ！好きぃ！好きだけどむしゃくしゃするぅ！』

何この可愛い生き物。

とわが天使なのは理解した。でも森太郎にくっついているもうひとりの女は誰？　確か同じ学校の和泉…さん？　誰とも喋らない「氷の女王」とか呼ばれている…。

そんな二つ名持っていたんだ和泉さん。氷の女王と言えば…。

『あ、どうも。ご無沙汰しています。かつて「氷の彫像」と呼ばれていた安達桜（@安達としまむら）です』

森太郎曰く、のえるはファミレスのバイト仲間で帰り道。

バイト仲間か…なら仕方な…ん?ちょっと待って。

『のえるちゃん』？『とわちゃん』？私は「堤さん」なのに!?

名前呼び出来てないの私だけ!?

つむぎがひとりバックドロップをかまして敗北感に打ちひしがれていると、唐突にのえるが告白自己紹介。

『私、雪女だから！』

突然の吹雪。吹きすさぶ風がのえるのスカートをめくりあけ…。

『和泉さん、パンツ！』

『（和泉じゃなくて）のえる！（でしょ！）』

『そこいいから！パンツ気にして、パンツ！』

『これは今日、森太郎に着替え覗かれて恥ずかしかったのを思い出して吹雪出してる！』

『誤解受ける解説やめて！』

告白の理由は「とわが天使であるという秘密を打ち明けてくれたのに、自分だけ隠し事をしているのはフェアじゃない」から。

え、じゃあ私も…私は…私は…

『私、小五までおねしょしてた！』

身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。つむぎ渾身の自爆ネタ。

翌日、つむぎは目のした熊…あいや隈祭り。人でも天使でも雪女でも、森太郎が女性と同居している事実に変わりなし。とわ可愛いし、のえる美人だし、勝ち目以前に割り込めない…悶々悶で朝になり。

放課後、下駄箱前にのえるの姿。軟派野郎はガン無視塩対応なのに、森太郎を見た瞬間『しんたろー！❤』

このお目当て以外は人とも認めぬ塩対応も安達と一緒ですね。

『私たち友達じゃん！友達は待ち合わせして一緒に帰るって決まってるでしょ？それで買い喰いとかするんだよね？私ちゃんと知ってるんだから！あ、交換日記はどうする？日記帳、私が買ってきてもいいけど、あでもお互い気に入っている奴にした方がいいかな!?』

和泉のえるは「めんどくさい」女でした。

バイト先のファミレスにとわとつむぎがご来店。

とわはベランダを通りかかった猫さんに場所を聞いて（会話できるんだ!?すげーな天使）。

つむぎは夕べ会った公園から業種（ファミレス）を頼りに逆算して。

『かーバイト服の徳光、レアすぎる！カッコよ…カッコよが一周回ってカワよ…』

駄目だこいつ、早く何とかしないと。

森太郎とシフトが被っていたのえるはウルトラハイテンション。はしゃぎすぎを店長にやんわり注意されると、

『森太郎…私、友達やめる。私、バイト中は森太郎の友達やめる。バイトと友達同時にするのは私はまだ無理だった！』

ハードルの設定が理解できません。

仕方なく「分かったよ」と頷くと、何故かプクーっと膨らんで、

『知らない人なんだから、話しかけないでよねー！』