2021-01-01から1年間の記事一覧
『実質今新しく(宗教法人資格を)取得するのはほとんど無理なんですよ。 別にね、ネット上でバーチャルにあるのかないのか分からないものを勝手に立ち上げるところには法律関係ないんで。 新規で取らないで売りに出ている宗教法人ってあるんで。 1千万2千…
『筋を通す。それだけの単純な事が今の時代、難しい事になってしまった。どんな世界で生きていてもいいんだ。自分がブレなきゃな』工藤組組長補佐・上杉(白竜)は、元警視庁SP。今の仕事は総長・板倉(内田裕也)の護衛。総長、本日の商談は原宿の土地開発…
『注文は?』 『カティ…シャーク』 ゾンビ映画を観る者は常に自身のゾンビ愛と向き合わねばなりません。サメ映画を観る者もまた己の内なるシャーク愛を試され続けます。懐の 深さを測る サメ映画 「スノーシャーク 悪魔のフカヒレ」(2011年/サム・クアリア…
『早くそこから逃げろ!足を切り落とされるぞ!』トンネル1本で外界と繋がる山奥の鄙(ひな)びた温泉村。お客様は村人総出でお出迎え。鎌を持って。斧を持って。 「エクスクロス 魔境伝説」(2007年/深作健太監督) しおり(松下奈緒)は恋人に裏切られた…
『わたし、もうすぐ一人前になりますから。だから…いつまでも隣にいると思わないでくださいね』 『お前の横にこの先誰がいるかは判らねえが、そん時までは俺が隣で守ってやる』 『じゃあ、その時まで、絶対守ってくださいね』翻訳すると、『ずっと俺の隣にい…
初代レザーフェイスがお亡くなりになりました。ガンナー・ハンセンではありません。レザーフェイスをギミックに使ったシカゴ出身のプロレスラー、マイク・カーシュナーです。12月22日、心臓発作。64歳。実はこの方、死ぬの2回目。1回目は2006年10月。ただし…
『只野は察しの良い所と悪い所の差が凄い』 察しの只野を上回る全方位気配り。尾根峰おねえさんには敵いません。 「古見さんはコミュ症です。/第12話・コミュ41~43」(2021年12月22日深夜/川畑えるきん、石丸史典、川越一生演出) 冒頭の台詞は、只野くん…
『みっちゃん、ごめんよ。俺がハートチップル持ってきたばっかりに』 『カルピスは…どこだぁ!?』かつてこれほど固有の商品名が連呼された作品があったでしょうか(多分ある)。 突如ゾンビまみれとなった東京。薙ぎ倒す手段はただひとつ。柔術。 「東京ゾ…
“公開日調整中”となっていた実写映画「シン・ウルトラマン」の公開日が、'22年5月13日に決定し、新たな「特報映像2」が公開されました。第1弾にもあった煙の中からウルトラマンがぬぼ~っと立ち上がるカットに続いて、スペシウム光線を放つカットが。光線の…
全く以て邪推ですが、監督さんの心の中は「とにかく家族だ!愛だ!そしてエコだ!」という製作者(お金を出してくれる人)の命令と、「俺は東宝怪獣映画にリスペクトを捧げたいだけなんだよ~!」という自身の願望がせめぎ合いぶつかり合い千々に乱れていた…
神社の加護最後のひとつを使って遠野善に憑いていた母親の霊(と言うか実体化した妄執)を祓ったみこ。同時に善に寄り添っていた大量の猫の魂も浄化され…。善は助けた猫を引き取り、鬱陶しい隣人を拒絶し(この肉ジャガお裾分けおばさん、実はヤバイ人だった…
初詣でおみくじを何度も引く…初詣のハシゴをしてその都度、という事はあるかもしれませんが、同じ神社で立て続けにというのはちょっと異色(と言うか変わり者)。そしてその引いたおみくじが全て「大吉」というのは更に異色(と言うか確率的にほぼ不可能)。…
いい話です。多額の借金をこしらえて失踪した父親と残された家族が13年ぶりに再会。正確には再会したのは次男だけで長男と妻は顔も見ていません。父親は癌で余命3ヶ月でした。葬儀当日、弔問客の口から語られる生前の父。それは家族が知っている父とはちょっ…
『パルプ・フィクションの清掃人は?』 『キーディス』 『ハーヴェイ・カイテルだ。キーディスはレッチリ』奇遇ですね。ちょうど私も今「こんな時、ハーヴェイ・カイテルがいれば便利なのになぁ」って思った所ですよ。血まみれ後部座席を必死に洗う駄目男ふ…
1年1組は阿鼻叫喚に包まれていました。『だからさ、ボクは古見さんに!』 『あたしは古見さんの!』 『俺は古見さんを!』≪古見さんが何でもしてくれる券≫の使い道で揉めているわけではありません。議題は文化祭の出し物。メイド喫茶からお化け屋敷、バン…
東宝東和に鍛えられた世代にとって「ジャケット詐欺」は販促の基本…ではありますが。やはり詐欺の根底には生暖かく見守れる「微笑ましさ」が必要なのではないかと。 「デストロイ8.8」(2011年/セバスチャン・レリオ監督) 8.8と言うのは、2010年2月27日に…
北極圏に不時着した男。乗っていたセスナをシェルターに、根気強く救難信号を送り続け、雪原に巨大なSOSを刻み、簡易な装置で魚を釣り(南極なら不可能ですが、北極圏は穴を掘ればスケールのデカいワカサギ釣りが出来る)、じっと救助を待つ。時間と行動を事…
『怖い…超怖いけど…ほっとく訳にはいかない。ハナが元気じゃないとヤダ』日に日に増えていく遠野善の憑き物たち…に生命オーラを削られまくってもはや片時もカロリー摂取(朝ごはん、朝後ごはん、早メロンパン、昼食、昼食後パン…)を止められなくなったハナ…
先週「お泊り会なのに入浴シーンがない」「月城さんの出番がない」と文句垂れましたが、今週見事にフォローしてくれました。ターボ神回。 「先輩がうざい後輩の話/第10話・秋、あるいは日常の日々」(2021年12月11日深夜BS11放送/髙田淳演出) 食欲の秋。…
どんな悪事を働いていたのか全く分かりませんが、悪の親玉という記号として存在する眼帯男マニングス(ゲイリー・オールドマン)。裁判にかけられたマニングスに不利な証言をする証人を金で抱き込まれたFBI捜査官が総出で消そうとするのですが、暗殺計画に「…
砂漠に囲まれたアリゾナの田舎町。クズどもに殺された男が地獄の底からお礼参りの里帰り。80年代を煮〆たちょこっとカルトなアクション映画。 「処刑ライダー」(1986年/マイク・マーヴィン監督) 今見ると二世系の人が多数出ているお宝作品。まずはマーテ…
『が…ん…ばっ…て…く…だ…さ…い』 声は届かずとも気持ちは届く。只野ブースト韋駄天走り@体育祭(でも5組中3位)。 「古見さんはコミュ症です。/第10話・コミュ33~35」(2021年12月8日深夜テレビ東京放送/是本晶演出) コミュ33「体育祭です。」第23回伊…
ランボーが北極圏の森の中で特殊部隊を率いて、血に飢えたミュータントを狩るというトンデモ展開バージョン(原作はジェームズ・バイロン・ハギンズの小説「ハンター」でタイトルは「Rambo 5: Savage Hunt」)まであったランボー最終章。★この噂が出回った時…
廃病院で肝試し。「いいね!」の為なら倫理も捨てる。行くぜ迷惑Youtuber! 「ハイルシュテッテン ~呪われた廃病院~」(2018年/マイケル・デイビット・ペイト監督) 以前はPOVホラーの建て付けは「記録映画」(フェイク・ドキュメンタリー)でしたが、それ…
『だって今日遅刻しそうだったから朝ごはんしか食べてないんだよ』 『きっと朝後ごはん抜いてきたから…』 『お昼とか昔じゃん』ハナの燃費がアメ車以下。食べても食べても腹が減る…。腹が減る=生命オーラが削られている、と言う事ですが原因は勿論… 「見え…
G.W.の次は夏!海!参集したメンバーは武田先輩、双葉、夏美に風間に桜井姉弟。元々は桜井姉弟で行く予定だったので、その他メンバーは全員桜井姉の思惑でチョイスされた事になります(策士桜井)。海風に フラグはためく 砂浜で 照れていじめて それはご褒…
『アラン…お前は…絶対に…死ね!』 それは予言でも呪詛でもなく、心からの…。サイパン地下壕、死の彷徨。 「ゲヘナ~死の生ける場所~」(2017年/片桐裕司監督) スクリーミング・マッド・ジョージに師事し、スタン・ウィンストン・スタジオのメイン・アーチ…
以前、ホラー映画の小道具としての「鏡」について浅~く考察した事がありましたが、今回はちょっと視点を変えて。ホラー映画の小道具と言うとまず思い浮かぶのが「チェンソー」「ハチェット」「包丁」「マチェーテ」と言った殺しの道具。これは多くの場合「…
今回は古見さんがやる気モード。挫けそうな心を鼓舞して前へ前へ。フンス!は一歩を踏み出すマジック・スペル。 そしてフンス!と言えばこの人。「ぼく勉」緒方。 「古見さんはコミュ症です。/第9話・コミュ29-32」(2021年12月1日深夜テレビ東京放送/徐…
『これが本当の極道いうもんすかね。もしそやったら、俺が今まで会うてきた奴らは、極道やのうて一体なんやったんですかね』九州からプロボクサー目指して上京したものの喧嘩喧嘩でライセンス剥奪。流れ着いた埼玉で1から始めたヤクザの修行。出会ったのは…