#洋画
『司令官の言葉をそのまま伝えます。“あの野郎だけは怒らせるな”』ただの老いぼれだと思ったら、伝説の死神だった。死神の得物は大鎌が相場ですが、フィンランドの死神の得物はツルハシでした。たったひとりで数百のロシア兵を屠った男が、今度はナチスの首…
本日3月8日は「エスカレーターの日」。1914年(大正3年)の今日、東京・上野の大正博覧会の会場に日本初のエスカレーターが設置され、同日運転試験が行われました。エスカレーターと言えば、何と言っても「トータル・リコール」(1990年/ポール・バーホー…
「狼よさらば」(NY)、「ロサンゼルス」(LA)、「スーパーマグナム」(NY),そして本作(LA)。ニューヨーク、ロサンゼルス行ったり来たり物語。DEATH WISHシリーズ第4弾は(前作に続いて)自警団のハードルを余裕で飛び越える大暴走。「バトルガンM-16」…
『俺の豚になれ!』 Be my piggy!悪魔からの熱烈なラブコール。落ちてしまうのかアモルト神父!?「ヴァチカンのエクソシスト」(2023年/ジュリアン・エイヴァリー監督)原題は「THE POPE'S EXORCIST」なので、正しくは「教皇のエクソシスト」。「女王陛下の…
『悪かった!もう二度としないから!』 『謝罪のタイミングを逃したな』(The time for apologies is behind us.)追い越し車線を制限速度きっちりで走行している(急いでいる人にとっては嫌がらせ以外の何者でもない)車を煽って追い越しざまに挑発したら関…
皆大好きアミティヴィル・ホラー「悪魔の棲む家」シリーズ堂々21作目(そんなにあったのか!?)。「悪魔の棲む家 REBORN」(2018年/ダニエル・ファランズ監督)今回はオリジナル(1974年)のリメイク(2005年)の再リメイクではなく、事の発端となったロナル…
本当にやっていたら大変な事ですが、冒頭からエンディングまで切れ目なしのワンムービー・ワンカット。メイキングがあれば見てみたいものです。「ネイビーシールズ ローグ・ネイション」(2021年/ジェームズ・ナン監督)海上を飛ぶネイビーシールズの輸送ヘ…
♪ミステリー・ナァアイル!のギラーミン版から44年! 再びのナイル川殺人クルーズ。「ナイル殺人事件」(2022年/ケネス・ブラナー監督)冒頭、ベルギー軍として第一次世界大戦に参加する若き日のポアロの姿が。ポアロは18世紀中頃に生まれ、警察署長を定年…
『上空を通過中の飛行船に緊急連絡。こちら特車二課第2小隊1号指揮車、篠原巡査!』 『…なんだと!? 貴様、本気でそんな事考えてるのか!?』 『緊急事態なんだってば!』 『よ~し分かった。やってやる!』 『野明、降りてくる飛行船に掴まれ。望み通り空を飛…
どう紹介すればいいのだろう。作り手が映画であることを放棄した映画について。彼らが愛したのは「死霊のしたたり」「キル・ビル」「悪魔のいけにえ」そして僕。(「ある愛の詩」冒頭のオリバーの独白な感じで) 余りの支離滅裂さにとてもシラフではいられま…
1986年チェルノブイリ原子力発電所大爆発。半径30kmが汚染地域(ゾーン)として封鎖。2003年、人の出入りないのをいいことに政府はここに極秘の研究所をおっ建てて何やら怪しげな研究をしていたら2006年に再び大爆発。ゾーン全体が光に包まれて軍人と科学者…
イギリスの田舎町デディントン(DEDDINGTON。テディントンTEDDINGTONではない)で地元のレポーター、シャーロットが惨殺された。死体の様子から大型の獣に喰いちぎられたらしい。この不可解な事件の調査を依頼された探偵が何故か地元の古書店へ。彼が手に取…
『軍隊みたいな組織が嫌で修道院に入ったのに…。もう二度と武器には触らない。お前のためでも国のためでも神のためでない』 『武器は使わない。神から授かった技を使え』聖母マリアが現れたと言われる聖地・ルルドに向かう特別巡礼列車。乗客は敬虔なカトリ…
『もうハリスさんとか敬語はいい。ジャックだ』 『ジャック…どうぞよろしく。私の名前はハリナリヤン・シェラ・パンジャブ・シン・ライ・カラ…ハリーでいいです』これもまた名乗りか(笑)。第二次世界大戦末期。リーダーの軍曹以外、場所も目的も知らされず…
隕石とクレーターと行方不明者の国オーストラリア。世界で2番目に大きいクレーター「ウルフクリーク・クレーター」。 直径880メートル、深さ約60メートル。衝突した隕石は推定直径約15メートル、重量ざっくり17万トン。今からおおよそ12万年前の更新世にイン…
『愛とは決して後悔しないことよ』 (Love means never having to say you're sorry.) 『そんな馬鹿な話、聞いたことがない』 (That's the dumbest thing I ever heard.)「おかしなおかしな大追跡」(1972年/ピーター・ボグダノヴィッチ監督)よりバーブ…
『全く無茶ばかりしよる』 (Always the hard way, huh?)チャック・ノリス映画に求めるものとは?そんなもの決まっています。「チャック・ノリスが一杯観れる」「デルタ・フォース2」(1990年/アーロン・ノリス監督)サブタイに「THE COLOMBIAN CONNECTION…
蝋人形?と疑うくらいブルース・ウィリスが動かない。口を開いたと思ったら Cone inside. Relax. Take a seat. Complicated. I’ll be right back.全部一言かよ!?アクションもスローに歩いてまったりと撃つ(そういう指示しか出せないし受け付けなかったので…
『こっちにいる間の滞在は?』 『民泊(Airbnb)よ』 『いいじゃない。場所は?』 『ブライトムーアってとこ。知ってます?』 『冗談…よね?』 『ああ、ちょっと周りは荒れてるけど…』 『駄目よ、あそこは駄目』 『えっと、それは…』 『どこか別の場所を探し…
一応ストーリーを理解し書き留めようと努力はしました。しましたが…残念、ギヴです。「コマンドーニンジャ」(2018年/ベンジャミン・コンブ監督)1968年、ベトナム。ジョンのチームは川を移動中にサーモグラフ識別機能を持った刺客の襲撃を。一瞬で腕を吹き…
「マッドマックス」シリーズの最新作にして前作「マッドマックス 怒りのデスロード」のスピンオフ「FURIOSA: A MAD MAX SAGA」の予告編が公開されました。珍しい事に2024年の日本公開も決定。邦題は、「マッドマックス:フュリオサ」(2024年/ジョージ・ミ…
『なんでもかんでも燃やして解決!』「To LOVEる-とらぶる-」内のTV番組「爆熱少女マジカルキョーコ炎(フレイム)」の主役・魔法少女マジカルキョーコの決め台詞ですが、一時期これを社是としていたんじゃないかという会社がありました。キャノンフィルムズ…
中欧の(架空の)国ズブロフカ。そのオールド・ルッツ墓地に眠る高名な作家。彼が生前(1985年)に残した回顧録。それは、1968年8月、ズブロフカ国内のアルプス麓の町ネベルスバートにある、かつて栄華を誇るも今は寂れた「グランド・ブダペスト・ホテル」に…
人気のネット配信生番組「除霊の時間」。聖職者マックスがエクソシズムで悪魔憑きに悩む信者を除霊。悪魔は不気味な叫び声をあげて物を飛ばし炎を操って抵抗しますが、マックスに名前を呼ばれて降参撤退。『今日も悪魔から魂を解放しました。神は善なり。こ…
アメリカ中西部の田舎町。周囲には広がりたいだけ広がるトウモロコシ畑。毎年ハロウィンの夜、怪物ソウトゥースがトウモロコシ畑から現れ、教会を目指す。これを狩る。 ルールは簡単。ソウトゥースが教会に着くまでに見つけて殺す。タイムリミットは午前0時…
血だらけの女『助けて!あいつに刺されたの!』 シドニー『どう思う?』 ゲイル『罠よ』 血だらけの女『FUCK YOU!』 流石レジェンド。ゲームのお約束「ルール」は熟知。メタにメタを重ねた本作はお約束の佃煮。多層構造を楽しみましょう。「スクリーム」(20…
ハロウィンの夜、子供の見ているTVは昔も今も「物体X」。ただし、今回はホークス版ではなくカーペンター版。 それだけで感慨深いものがあります。「ハロウィン THE END」(2022年/デヴィッド・ゴードン・グリーン監督)マイケルが無双に無双を重ねて、ハド…
野生動物保護施設はお宝の山。一攫千金目指して密猟者がこんばんは。騒ぎ立てるミーアキャットに自家製麻酔撃ちこんだら想定外の副作用でゾンビ化しちったからさあ大変。瞬く間に空気感染。ミーアからヤマアラシ、ヤマアラシからツチブタへ。動物パニックも…
吸血鬼の出現により、全ての秩序が崩壊してしまったアメリカを一路、北へ。北部に残っているという聖域「ニュー・エデン」を目指して。終末もの鉄板のお約束「山のあなた」。またかよ、と思うなかれ。これは良く出来た希望と絶望と成長のロード・ムービー。…
死刑囚が死のゲーム、最後の一人は自由の身。ゲームはTVで生中継。サイコな人殺しが足掻いて死んでいく姿に視聴者熱狂。またかよ!? ついでに主人公の顔も誰かに似ているような似ていないような。「ジュラシック・ユニバース」(2018年/ライアン・ベルガルト…