田舎町ホープヴァレイで邪教徒集団が悪魔召喚。
悪魔の餌として住民を狩る邪教徒と喰われてなるかと武器を取る住民。
聖水なぞいらん、銃と弾薬持って来い!
「ヘルブレイザー」(2022年/ジャスティン・リー監督)
邪教徒たちは全身フードを目深に被った、ちょっとBlack Sabbathの「MOB RULES」を思わせるいで立ち。
彼らの儀式を目撃してしまった町の変わり者ビル。誰かと思えばブルース・ダーン。車椅子暮らしの老人ですが、3度のベトナム経験者。敷地の中はトラップまみれ。
吹き飛ばしてやる!
町には小さなラジオ局。おっと「ザ・フォッグ」リスペクトかと思ったらDJはエイドリアン・バーボーご本人。
更に「役に立ちそうでまるで役に立たない」いつもの立ち位置をキープしているトニー・トッドが援護射撃(何故かこの大して見せ場もないおっさんが、ジャケやポスターの真ん中に立って主役みたいな顔しているのが解せん)。
ダイナーにはメグ・フォスターも。
SF/ホラーのレジェンド揃い踏み! 特にカーペンターへの目配せが見て取れるのが嬉しい。
『フットボールやってたんだって? 走ってマイケル・マイヤーズもどきの注意を引いてくれ』
『分かりました。…マイケル・マイヤーズって?』
保安官事務所の証拠保管庫には大量の武器弾薬。それはブルース・ダーンが違法に保持していたベトナム土産の押収品。
地獄の業火には及ばないかもしれないが、グレネードの炎に焼かれて眠るがいい。
レジェンドの代表作はこちらから。
まずはブルース・ダーン
続いてエイドリアン・バーボー
トニー・トッドはこれ1本で(ちょっと中途半端な)ホラー・アイコンになりました。
〆はメグ・フォスターで(レビューでは触れておりませんが。でも代表作は絶対これ)。
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