2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧
わたくし以前、某コンビニ屋の本部におりました。 ある日、関連会社の人が「修行」で店内直焼パンの研修に行った折りに負った名誉の負傷を見せてくれました。 オーブン開閉の際にどうしても両腕の内側に火傷を負ってしまうのです。 「おお、少林寺木人拳です…
「セブン」丸パクリなオープニングと「サスペリアPart2」リスペクトな小道具(と音楽)に「サイコ・ホラーか?」と思いましたが、展開は大きく迷走、左右に蛇行。 「デッド・サイレンス」(2007年/ジェームス・ワン監督) 舌を切られて惨殺された腹話術師メ…
「人間が来る。悪い人間たちだ。人間はパーを傷つけるだろう。人間はマーを傷つけるだろう。パーとマーは陸へ行く。ファーとビーは海へ行け。二度と人間に近づいてはならない。二度と人間の言葉を喋ってはならない!」待ちに待ったDVDが発売されます。「…
滝田監督が「おくりびと」でオスカーを獲得しました。おめでとうございます。滝田監督と言えば「痴漢保健室」ですが(笑)、一般映画となるとやはり、「コミック雑誌なんかいらない!」(1986年/滝田洋二郎監督)ではないかと。脚本・主演は「おくりびと」…
「トゥモロー・ワールド」でパープル、キングクリムゾンが聴けたので、70年代ブリティッシュ・ロック繋がりでこいつも。 「GODZILLA」 (1998年/ローランド・エメリッヒ監督) 元がイグアナだろうが、泳ごうが走ろうが卵産もうがいいんですよ、話…
カーステから「HUSH」(勿論1期のオリジナル版)が流れた時に「お!?」っと思ったのですが、まさか「クリムゾンキングの宮殿」が出てくるとは。 「トゥモロー・ワールド」(2006年/アルフォンソ・キュアロン監督) で、モノクロのゲルニカ背にして窓の…
単発、連ドラ、オリジナル・ビデオと(この原作に)手を出す人は多いのですが、いかんせん、どれもエピソードの選択と視点の設定が駄目駄目です。「プリズンホテル」(1997年/福岡芳穂監督)ヤクザのヤクザによるヤクザのためのリゾートホテル「プリズ…
大陸をぶち抜いて都市を繋ぐ鉄道はアメリカのアイコンのひとつ。 「ウェスタン」で汽車に乗ってやって来たブロンソンが今度は列車でニューオリンズへ。 出会ったのは「北国の帝王」ジェームズ・コバーン。 「ストリート・ファイター」(1975年/ウォルター・…
『これは遺書だ。いい夫、いい父であろうとしたが駄目だった。そんな僕が何を残せばいい?・・・オムレツにミルクを入れるのは間違いだ』 間違いなく主役はLL・クール・Jですね。 「ディープ・ブルー」(1998年/レニー・ハーリン監督) 感動海洋ドキュメ…
とことん地味。それなのに・・・。 「アンドロメダ…」(1971年/ロバート・ワイズ監督) ネバダの片田舎で町が全滅。生存者はアル中の老人と泣き止まない赤ん坊。 原因は墜落した衛星に付着した未知の細菌。「火災発生」の暗号で召集された科学者グループの…
『よそ者が息子に病気を感染(うつ)しやがった』 『・・殺っちまおう』 ああ、やっぱ田舎は怖ぇなあ。 「キャビン・フィーバー」 (2002年/イーライ・ロス監督) ホラーですが、殺人鬼も幽霊もクリーチャーも出てきません。お相手は致死率100%の病原体…
予想通り“微妙な”出来。「必殺仕事人2009」(石原興監督その他)もともと私は(中村主水シリーズに関しては)「仕置人」~「商売人」までが評価対象で、腐女子が乱入した挙句、“悪貨が良貨を駆逐”した「仕事人」以降を全く評価していません。ので、仕事…
『伊波拉ぁ!!!』 モラルも正義も良心もこの一言で彼岸の彼方へ高速ワープ。 「エボラ・シンドローム/悪魔の殺人ウィルス」 (1996年/ハーマン・ヤオ監督) もし、勢いだけで女も子供も躊躇無く殺す人でなしが“エボラ出血熱”に感染したら。 しかも!そい…
「片腕マシンガール」のスピンオフ(DVD映像特典)です。「HAJIRAIマシンガール」(2008年/井口昇監督)片腕マシンガール本編で「爆発」したり「八つ裂き」になったり「蜂の巣」になったりと非業の死を遂げたサブキャラが「奇跡的に」一命をとり…
リメイク版「サブウェイ・パニック」の予告編が公開されました。オリジナルのウォルター・マッソーがデンゼル・ワシントン、ロバート・ショウがジョン・トラボルタです。二人とも頭丸めて“いい感じ”にやさぐれてます(笑)。監督はトニー・スコット。いい人…
リメイクもされましたし、折角のお日柄なので。「13日の金曜日・完結編」(1984年/ジョセフ・ジトー監督)完結編(The Final Chapter)となってますが、シリーズ4作目です。※誰も数えちゃいないと思いますが、13金は全部で10本(対フレディ入れると1…
「片腕」と言えば「ドラゴン」。片腕を失ったジミー・ウォング先生は残った片腕を鋼の拳に変え、復讐の鬼に。そして「片腕ドラゴン」と言えば「空飛ぶギロチン」。「キルビル」でも栗山千明扮する “ゴーゴー夕張”の武器としてリスペクトされてました。で、栗…
内容が凄まじ過ぎて1回では収まりそうもありません。「片腕マシンガール(の前説)」(2008年/井口昇監督)DVD初回限定の「マシン缶」が滅茶苦茶かっちょいい。これをかぱっと開けると本体が。ジャケットはリバーシブル仕様。高橋ヨシキ氏の手による日…
ミッキー・整形・ロークがゴールデングローブ賞に続き、英国アカデミー賞でも「レスラー」で主演男優賞を獲得しました。返り咲きおめでとうございます。 「逃亡者(ハリソンのじゃないよ)」「死にゆく者への祈り」と並ぶお気に入りの1本。 「エンゼル・ハ…
本当に実話なのか? 「八仙飯店之人肉饅頭(ヘア無修正版)」 (1993年/ハーマン・ヤオ監督) 必殺料理人ウォン(アンソニー・ウォン)の香港~マカオ猟奇旅。 香港で人間バーベキュー、マカオで人肉饅頭、クライマックスは一家8人(内幼子5人)皆殺し&…
制作費を考えれば無理難題なんでしょうが、市街戦が観たかったなあ。「ミカドロイド」(1991年/原口智生監督)旧日本軍が戦況好転の切り札として開発した人造人間「百二十四式特殊装甲兵ジンラ號」。しかし、鉄の鎧に包まれた殺人兵士は実戦投入されること…
「勝ったな・・」冬月先生の台詞ではありませんが、この宣材写真見た時に確信しました。「ヤッターマン」(2009年/三池崇史監督)これ見て“あ、観てみたいかも” と宗旨替えした“アンチ”の人、多いんじゃないでしょうか。富永愛のシレーヌ写真が公開され…
NHK/BS熱中夜話「マニアック映画ナイト」の後編「マニアック監督ナイト」が放送されました。改めて(監修役の)唐沢俊一氏って、「ファントム・オブ・パラダイス」のウィンスローに似ているなぁ、と(笑。写真参照)。先週、唐沢氏が「全ての道はマニ…
駄目駄目な評価ばかりだったので覚悟して観たのですが、いいじゃないですか! 「ロボコップ3」(1992年/フレッド・デッガー監督) 辛気臭い話はお終いだ、とばかりに一気に偏差値下げたトンデモ大活劇。何のタメもなくルイス殉職! 巨悪だったオムニ社は日…
『堪えよう。それが人間というものだ』自分の頭のネジ、自分で巻きながら何を言ってるんだマーフィ。「ロボコップ2」(1990年/アービン・カーシュナー監督)アービン・カーシュナーは、「帝国の逆襲」も撮った“2作目請負人”。フェイクCMやニュース、ロ…
「ロボット・モンスター」のような“これでも喰らいやがれ!”的やっつけSFがあるかと思えば、こういう誠実さの塊のようなSFもあるからジャンル映画は侮れません。 「地球の静止する日」(1951年/ロバート・ワイズ監督) 冷戦真っ只中に宇宙規模の反戦を…
“決してひとりでは見ないでください”は「サスペリア」の名コピーですが、この警告はこの映画にこそ相応しいです。「ロボット・モンスター」(1953年/フィル・タッカー監督)ある日、宇宙人が地球に来襲。ジョニー君一家を残して人類は死滅(え?)。人類殲…
曼荼羅畑に不似合いな直球勝負のラブ・ファンタジーですが、やられました。「ジェニイの肖像」(1947年/ウィリアム・ディターレ監督)風景画ばかり描いている売れない画家アダムス(ジョセフ・コットン)の前に現れたひとりの少女ジェニイ(ジェニファ…