デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

ファンパラはカリガリだったのか! BS熱中夜話・後編オンエア

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NHK/BS熱中夜話「マニアック映画ナイト」の後編「マニアック監督ナイト」が放送されました。

改めて(監修役の)唐沢俊一氏って、「ファントム・オブ・パラダイス」のウィンスローに似ているなぁ、と(笑。写真参照)。

先週、唐沢氏が「全ての道はマニアック映画に通ず」のコーナーで「カリガリ博士」を紹介しておりましたが、唐沢ウィンスロー俊一氏の顔と照らし合わせて合点がいきました。

そうか、あれ(ファントム・オブ・パラダイス)はカリガリ博士だったのか!

スワン(ポール・ウィリアムス)が、マスコミにビーフを紹介するシーン。

何故ここだけスワンは山高帽に黒マントなのか、何故ビーフが棺桶から出てくるのか。

全部、カリガリ博士のパロディだったんですね。

そう思って観れば、パラダイス座の舞台背景は思いっきりパース狂ってますし、ファウスト歌っている奴らの衣装や化粧はチェザーレじゃないですか(えーっと、気づくの遅過ぎ?)。

「ファントム」初めて観た時はまだ高校生で、「オペラ座の怪人」(後に劇団四季で鑑賞)も「カリガリ博士」も知らなかったからなあ(と独り言で言い訳)。

唐沢先生、ご教授ありがとうございました!