2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧
「メガ・シャークもシャークネードもシリーズ化か。じゃったらこれも続編作ればドッカンドッカン…」 とコーマン夫妻が考えたかどうかは知りませんが(でも大筋合っていると思う)、鮫蛸まさかのシリーズ化。 「シャークトパスvsプテラクーダ」(2014年/ケ…
『私は全部欲しい。今もこれからも。私ずるいんだ。卑怯な子なんだ』最新11巻発売翌日。きっちりかっちり消化しておまけ無し。ここで切るくらいなら10巻までを丁寧に…な意見も分からなくもない最終回ですが、これはこれでアリかしら(「それある!」by折本か…
「そこを抜けられたら陸自が出てきます。いいですか、君達が警視庁の最前線です」 「必ず止めます」 裏切られ続けて第6章。やっと当たりに出会いました。 「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第6章」(押井守総監督) まずはEp10「暴走!赤いレイバー」(…
「男だ。自分が決めたんならそれでいいだろ。でもまあ…帰ってこいよ」 「…はい!」 お話は直球。枝葉の無いシンプルな幹。 描写は細緻。色ひとつ影ひとつ言葉ひとつ疎かにしない丁寧な仕事。 京アニ版『耳をすませば』と言ったら、京アニ、ジブリ双方から怒…
“珠玉”という言葉があつらえたように当てはまる直球の恋愛もの『たまこラブストーリー』。 単独で観ても十分楽しめますが、事前に舞台と登場人物を押さえておいた方がより一層味わい深くなります。 「たまこまーけっと」(2013年1-3月/山田尚子監督) う…
ルイジアナ。またしても南部。 かつてはフランス領。スペインからの移民多数。カソリック文化が醸成された所に奴隷解放された黒人がハイチから大量に流入。手土産はブードゥー。 出逢って混じって変化して。刻んで煮込んで盛り付けて。宗教の闇鍋。 いや冗談…
ガウナの群体の中に投げ出され落下していくイザナ。 「ナガテ…」 「イザナァ!」 ご都合主義でも構いません。死を覚悟したイザナの一言(豊崎さん渾身の演技)と呼応するヒーローの登場。完璧なタイミングです。 「シドニアの騎士 第九惑星戦役/第11話・邂…
リー・ハーヴェイ・オズワルドの葬儀。どの教会からも断られ、墓地内のチャペルも使えず。 車から棺を降ろしてくれる人手もない。あるのは好奇と憎悪の視線だけ。 シャッターを切る報道に向かって歩いて行く人影。リーの兄、ロバート・オズワルド。 「手を……
「本物なんて…あるのかな」 とうとう既発原作全消化して発売前11巻に突入(原作者が「12話は11巻」とツイートしているのでアニオリではない)。 アバンは10巻エピローグにあたる「なれど、雪ノ下陽乃はかく語りき。」 比企谷に対する雪乃の感情を「信頼では…
1982年のグラハムち●こ事件から33年。もはや決して交わることは無いであろうと思われた二人が今同じステージに。 感無量です。 「マイケル・シェンカー/テンプル・オブ・ロックwithグラハム・ボネット・バンド来日公演」(2015年6月19日/中野サンプラザ) …
タイトルからゆる~いB級スラッシャーを想像していたのですが、斜め上を行かれました。強いて言えば「ザ・クラフト」と同じ箱。 「オール・チアリーダーズ・ダイ」 (2013年/ラッキー・マッキー監督) 監督は「MAY-メイ-」、米サイトTaste of Cinemaが選出…
重力子放射線射出装置の暴走から惑星セブンのコロニー全滅と洒落にならない事件の後はまったりのんびりな日常系イチャラブ描写。 緩があれば急。大きく揺れた振り子は加速をつけて反対側へ。 「シドニアの騎士 第九惑星戦役/第8話・再会、第9話・任務、第1…
「28日後」をアパートという閉鎖空間に持ち込んだPOV型感染パニックホラー[●REC]。 続編の鉄板フォーマットに則ったと見せかけて、「オカルトかよ!?」なトンデモ着地を果たした[●REC]2。 視点をとある結婚披露宴会場に変えると同時に“POV”という…
『ふ~ん、そっか。隼人も期待してたんだね』 『何を?』 『見つけてくれることを、かな』 原作10巻100頁から終りまで約240頁分を一気にやっつけてしまいました。なんと言う力技。ウルトラダイジェストですが、必要最低限のところはちゃんと拾っているので、…
どうにか5章まで辿り着きました。文句垂れながらもつい観て(借りて)しまう…このシリーズはこういう夢遊病的ユーザーに支えられているような気がします。 「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第5章」(押井守総監督) まずはEp8「遠距離狙撃2000」(辻本貴…
え、もう終わり? まさか、まだ5分くらいしか経ってな…24分…だと?俺は今竜宮城にいたのか。それとも涅槃、いや桃源郷を彷徨っていたのか。「ハロー!きんいろモザイク/Episode 10海べのやくそく」(2015年6月11日深夜BS11放送/名和宗則演出)海回です! …
伝説のジャージーデビルを大型トラックで移送。UMA×オカルト×カーアクション= 「モンスター・トラック」(2014年/ダニエル・ワイズ監督) 1735年。13番目の子供の13番目の子供が生まれようとしていました。 子供は双子。ひとりは人間の姿(但し、尻尾あり…
改めて全話一気観。(毎回アバンが前回の焼き直しってのを除けば)実に無駄のない簡にして潔な構成。 問題は北米版の仕様ですが…。 「シドニアの騎士[北米版BD-BOX]」(sentai FILMWORKS/BD2枚組/約6,500円) 国コードあり。国内デッキにかけると『アメ…
邦題のつけ方は難しい。作品を表すタイトルとしては駄目駄目でも営業的には合格という事もあります。「肉」(2013年/ジム・ミックル監督)大胆な邦題です。このタイトルに“この家族には、秘密がある”というキャッチが並ぶとほぼ内容が分かってしまうネタバ…
「船堀! 船堀!」の大合唱のおかげで、作品を代表するキャラになってしまった船堀↓ですが、本作のヒロインは高尾で決まり。 「ディーふらぐ![北米版BD-BOX]」(2014年1月-3月放送/菅原静貴監督) 様々な不良グループ、裏番が(水面下で)群雄割拠する府…
宇宙の理を書き換え、時間を、空間を超越する存在を何と呼ぶか、と言えばやはり『神』でしょう。 これが違う監督の作品だったら、“これはキューブリックとは異なるアプローチで神への道を探ろうとした野心作なのではあるまいか”とか思ったかもしれませんが、…
は、速え…。在来線のつもりで乗ったらリニアモーターカーで、途中下車予定の駅は余裕で通過、宿泊地もオーバーランして明日行くはずだった駅まで一気に走破…。 なにこれ総集編? 「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続/第10話・それぞれの、掌の中…
てっきり海回かと思いきや、それは来週。お預けを喰らった形ではありますが、何でしょう、この充足感は。 「ハロー!きんいろモザイク/Episode 9 とっておきの一日」(2015年6月4日深夜BS11放送/小野田雄亮演出) アバンは、アリスと金髪縦ロールカレンに…
『合図を聴いたか?』 『おう! 腕が鳴るぜ』 『おーい、ジョーイ! 誰をぶっ飛ばしゃいいんだ?』 『ボルティーズだ!』 『ボルティーズだと?! くそったれ!』 こちらに向かって走ってくるジョーイの後ろには巨漢・革ジャン・スキンヘッドの大集団(チー…
TV版294分を134分へ。 134分。中々に豪儀な設定です。「まどか★マギカ」の“それ、再編集じゃなくて単なる整形なんじゃないの前後編”を例外とすればまあ、頑張った尺の確保だと思います。 ストレスなく繋がるエピ。轟音響くサウンド設計。もう総集編としては…
戦わねぇのかよ! ってか予告で熱海の街、蹂躙していた奴って●●●●だったのかよ! とまあ、期待する方向を間違えるとモニターに向かって罵声を浴びせる事になります。ご用心。 「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第4章」 まずは風呂敷広げたい放題広げた…
温泉合宿の夜はこれから。 トランプ大会(朝倉妄想大劇場)から星空観測へ(「宙のまにまに」かよ!)。 「お、有希は宇宙人いける口?」 それは何かの伏線ですか、涼宮さん。 満天の星に手を伸ばす有希。何か世界改変のポーズに似ていますが気のせいですよ…
『テレビが言っている事は全部本当だ。私は家族も仕事も失ったアル中患者だ。娘は5歳で貧血症と診断され、私は仕事に逃げた。父としても男としても失格だが断じてハイジャクなどしていない。事態の収拾に努めている。必ず皆さんを助けてみせる!』 Everythi…
「比企谷くん…いつか私を助けてね」 おいおい、何だよこの正し過ぎるラブコメ展開。 「やはり俺の青春ラブコメは間違っている。続/第9話・そして、雪ノ下雪乃は」(2015年5月28日深夜TBS放送/高橋和也演出) 『俺は本物が欲しい!』と魂の叫びをあげた日…
二期は薄い毒気に加えて、レギュラーメンバーのリアクション芸も魅力のひとつになっています。 Epsode7「マイディア・ヒーロー」Aパート。 お泊りだったカレンとシノが全く起きず、「あと5分」「あと10分」と駄々を捏ねるのを見かねたアリスが「しかたない…