
重力子放射線射出装置の暴走から惑星セブンのコロニー全滅と洒落にならない事件の後はまったりのんびりな日常系イチャラブ描写。
緩があれば急。大きく揺れた振り子は加速をつけて反対側へ。
「シドニアの騎士 第九惑星戦役/第8話・再会、第9話・任務、第10話・侵入」(2015年5月29日、6月5日、12日深夜TBS放送/瀬下寛之監督)
長道、イザナ、時々つむぎの共同生活に緑川纈が乱入。和室で炬燵でみかんというまったりの中に緊張感漂う共同生活スタート(ハーレムと言えなくもない)。

女体化したイザナはおばあちゃんユレが若い時に着ていたイケイケなドレスを着せられた所を長道に見つかって赤面(勿論、長道はラッキースケベをかます事を忘れない)。

ユレの策謀(調査名目の業務命令)で長道とイザナは高級リゾート・千秋郷へ。
「以前あなたの首を治療した時に頸椎内にこっそり爆薬を仕込んでおいたの。
もし期限内に任務を遂行できなかったら起爆させてやる」

おばあちゃん、孫のためにそこまで…ってスネーク・プリスキンじゃないんだから…。
千秋郷は桜満開。宿泊施設は清水寺に銀閣寺乗っけた修学旅行仕様。

お約束の諍いと和解(描写は無いが帰宅時にイザナが頬染めている)。その様子をガン見している纈とつむぎ。

しかし、平和は長くは続かなかった!(いや、十分長かったですが…)
大衆合船との戦闘に於ける重要拠点、惑星ナインの偵察任務にイザナが繰り上げ当選(ひとりバックレて逮捕された)。
衛人4体を連結・収納できる「高速自律支援装甲・隼風(はやかぜ)」投入。

しかし、惑星ナインの裏側には無数のガウナが…。
あっという間に隼風消失、2機大破。隊長機とイザナ機は惑星ナインの大気圏に突入、ガウナを引き寄せるヘイグス粒子(=燃料)を捨て、グライダーとして滑空(「風の惑星/スリップストリーム」を思い出してしまった)。

東亜重工謹製の新兵器『継衛改二(つぐもりかいに)』で出撃する長道とつむぎ。雑魚を一蹴した二人の前に現れたのは…。

赤いガウナ、紅天蛾(ベニスズメ)。一期最終話で倒したはずの“ガ490”。
操縦士もろとも捕食した星白機(702号機)を再生したガ490と、エナによってコピーされた星白の肉体を憑代に生み出された融合個体つむぎ。
長道を巡る壮絶な母娘喧嘩(笑)。

立て続けな新兵器投入+ラスボス登場。一気に盛り上がって参りました(いや、日常イチャラブも好きですよ。むしろ好物)。