デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

#格闘技

お疲れ様でした! タイガー服部引退とプロレスレフェリー列伝

タイガー服部が43年に渡るレフェリー人生にピリオドを打ち引退しました(2月19日後楽園大会)。新日本プロレス→ジャパンプロレス(全日本プロレス)→新日本プロレス→一旦退団後WJプロレス→みたび新日本プロレスと波乱の航海。長州と共に生きる喜びと悲しみと…

【回顧と】谷津嘉章/さらば闘いの日々【悔恨】

多分、人間には2つの種類があります。星を持つ者と持たざる者。大きな星を持つ者は本人がそれと意識しなくとも周りが自分に都合よく動き常にアタリを引く(もしくはハズレをギリギリで回避する)人生を歩む。持たざる者は常に岐路の分岐に失敗し、裏切られ、…

野次は愛。 プロレス会場の野次に関する浅~い考察

野次と喧嘩は江戸の華…かどうかはさておき、間違いなくプロレス会場の名物と言っていい風習(?)に“野次”があります。 歌舞伎の掛け声(「成田屋!」「紀伊国屋!」)のように絶妙なタイミングで場を盛り上げるものもあれば、滑りまくって会場を白けさせた…

プロレスラーの晩年って…。激励:谷津嘉章

『谷津!トップロープ登れ!』 ツープラトン・パイルドライバーを仕掛ける時の長州の檄。 プロレスラー谷津嘉章が右足を切断しました。長州力の引退試合の前日に。 直接的原因は糖尿病(そういう家系だそうです)。遠因は暴飲暴食。 やはり暴飲暴食が引き起…

追悼:キングコング・バンディ(と巨漢レスラーの思ひ出)

プロレスラー、“戦うシロナガスクジラ”キングコング・バンディがお亡くなりになりました。 2019年3月4日。死因不明。61歳。 バンディと言えば、アントニオ猪木と賞金1万5千$を賭けたボディスラムマッチ。 1985年2月5日(愛知)、6日(大阪)の2回行い、大…

「ケーフェイ」は屍を越えて。 秘蔵Ⅰ 新日本vs U.W.F./逆説のプロレスVol.9 新日本vs UWF

以前「触るな危険」のタイトルで御紹介した「前田日明対アンドレ・ザ・ジャイアント」。 かつての“裏ビデオ”も現在はオフィシャルDVD「秘蔵Ⅰ 新日本vs U.W.F.」に収録され陽の目を見ております。 このDVD、かなりお買い得な内容で、前田対アンドレ戦の他に出…

UWF/殺伐の原風景。 1984年4月17日 前田日明対藤原善明

お正月はあちこちの局(主にCS)で懐かしの昭和プロレスが放送されておりました。 ジャイアント馬場対ブルーノ・サンマルチノとか長州藤波名勝負数え歌とか堪能させて頂きました。 長州が対猪木戦のビデオを見ながら発した『この時の会長の気迫…俺、睨んで…

追悼:ダイナマイト・キッド

『筋肉の表面張力』『肉体の終着駅』と謳われた爆弾小僧、プロレスラー、ダイナマイト・キッド(本名トーマス・ビリントン)がお亡くなりになりました。 12月5日、死因不明、60歳(若い、若すぎる!) キッドの試合で印象深いのはやはり、1981年4月23日、蔵…

モスト・デンジャラス・バックドロッパー。追悼:輪島大士

第54代横綱、プロレスラー、タレントの輪島大士さんがお亡くなりになりました。 2018年10月8日、都内の自宅のソファーの上で。咽頭がん及び肺がんによる衰弱死。70歳。 横綱時代の話はそちらの世界の方に譲るとして、やはりここではプロレスラー輪島を。 19…

レジェンド逝く。 追悼:マサ斎藤

『イノーキ!まだだ!…イノーキ!』 ビッグバン・ベイダーの死をお伝えしたと思ったら、ベイダーを連れてきた(と言う建付けになっている)マサ斎藤まで亡くなってしまいました。 7月14日。パーキンソン病。75歳。 維新軍の司令塔として活躍していた頃は“マ…

皇帝戦士よ安らかに。 追悼:ビッグバン・ベイダー

皇帝戦士ビッグバン・ベイダー(本名:レオン・アレン・ホワイト)がお亡くなりになりました。 2018年6月18日7時25分。63歳(若い、若すぎる!)。 アル中を克服したところで、両人工膝関節置換術。これが傷口感染の原因となり、6か月間寝たきり。日本に向…

一人民族大移動のドキュメンタリー ANDRE THE GIANT(の予告編)

『さあ、いよいよ長州力が、アンドレ・ザ・ジャイアントの中腹に白兵戦を挑んでまいります!』 もはや人ではないんですね。丘です。山です。大陸です。 人間山脈、一人民族大移動…様々な肩書を持つプロレスラー、アンドレ・ザ・ジャイアント(1946-1993)の…

ルーザーリーブタウンデスマッチ。 賭ケグルイ ♯12(と1987年新日本プロレスの思ひ出)

レビューは飛ばしてしまいましたが、生徒会役員を連破して遂にラスボスに辿りついた夢子。 相手は勿論、生徒会長・桃喰 綺羅莉(ももばみきらり)。 「賭ケグルイ/第12話・賭ケグルイの女」 (2017年9月23日TOKYO MX放送/林祐一郎演出) 勝負はタロットカ…

やはり捨て枠であったか…。 テレ朝プロレス総選挙

歴代最高プロレスラーを決める「現役・OBレスラー200人&ファン1万人がガチで投票! プロレス総選挙」が12日20時58分から放送予定…でしたが、WBCの中継が景気よく延長したため、日付を跨いだ深夜枠に押し込められてしまいました。 ゴールデン特番が結局深…

リングサイドは阿鼻叫喚。 追悼、永源遙。

プロレスラー、永源遙氏がお亡くなりになりました。 ※正しくは「元」プロレスラーですが、プロレスラーに限っては「元」ってつけたくないのです。プロレスラーは死ぬまでプロレスラーです。 2016年11月28日。原因不明(サウナで倒れたらしい)。70歳。 百田…

まさか映像が残っていたとは…。 神取忍vsジャッキー佐藤

プロレス者としては現役引退(?)しているので最近の格闘事情にはトンと疎くなっておりますが、“世Ⅳ虎vs安川惡斗”の陰惨マッチはちと気になりました。 女子プロレス団体「スターダム」の後楽園ホール興行(2015.02.22)に於けるワールド・オブ・スターダム…

触るな危険。 前田日明対アンドレ・ザ・ジャイアント

「また果てしない凡戦が続くのか?! この一戦は暗黒のエンドレスバウトになってしまうのか! 果てしない凡戦と言っても過言ではない…」 今でこそDVDとして映像が解禁されていますが、かつてこの試合は“裏ビデオ”としてマニアの間で流通しておりました。 …

衝撃の博覧会。 初代タイガーマスク/デビュー戦

ちょっと間が空いてしまいましたが、昭和のプロレス回顧シリーズ。 今回は初代タイガーマスクのデビュー戦を。 「タイガーマスクvsダイナマイト・キッド」 (1981年4月23日/蔵前国技館) 色んな意味で異例・衝撃・驚愕。 まず入場曲が生演奏! タイガーマ…

シリーズ:昭和のプロレス。 対決5対5蔵前血戦!

昭和59年4月19日。東京蔵前国技館。 超満員札止め。立錐の余地無し。 猪木率いる正規軍と長州率いる維新軍の全面抗争終着駅は、柔道方式の勝ち抜き戦。 勝敗の鍵を握る出場順が記された紙がウィットネスである野末陳平氏に渡され、それを古館伊知郎が読み上…

樋口は半ケツを許さない。 G.馬場VSハンセン/ブロディ

昭和のプロレスを回顧するジジイの能書き企画第二弾。 今回は全日本プロレス。ネタビデオは、 「ジャイアント馬場 ザ・ベスト・オブ・ザ・ベストVol.5」 (1995年発売/VAP) 主役は不沈艦スタン・ハンセンと超獣ブルーザー・ブロディ(当時の呼称は“ミラ…

藤原喜明という男。 新日本プロレスTHE25 革命と抗争

ひねくれ爺の特徴のひとつに“若い奴が知らないのをいいことに歴史の生き証人であるかの如く猪木を語る”というのがあります(あるよな)。 音楽業界で言えば、「ツェッペリンの初来日公演も観ていないような奴を認めるわけにはいかない」とか言い垂れている渋…

ジャンゴ あるいは古館伊知郎に学ぶ原産地呼称統制法

格闘技の世界では、同じ技に幾つもの名前がある、なんて場合があります。つまり使い手によって呼び名が変わるということ。 この決め事を頑なに守っていたのがテレビ朝日時代の古館伊知郎アナ。 例えば、飛び上がって相手の後頭部を蹴り上げる所謂「延髄斬り…

相撲と八百長とプロレスとケーフェイに関する浅~い考察

相撲界が騒がしいですね。 八百長疑惑・・・ねえ。八百長って悪い事でしたっけ? そもそも相撲って「大地を踏みしめて五穀豊穣を祈る」神事ですよね。神事に八百長って無粋にも程があります。 大体、客から金とって「興行」している段階で、真剣も糞もないで…