デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

プロレスもメタルも映画もプログレも。クラシックロック探訪24 エマーソン、レイク&パウエル

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最近、ケーブルつければ「昭和のプロレス名勝負」、本屋に行けば「昭和のプロレス裏話(暴露本とも言う)」が目白押し。

特に蝶野がMCを務めるテレ朝の「俺の名勝負ベスト5」は、ぶっちゃけトークと相まってなかなかにマニアック。

という訳でどうしても聴く機会が増えてしまうのが新日本プロレスのテーマ曲THE SCORE。収録されているのは、

EMERSON,LAKE&POWELL

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 1986年/Emerson,LakePowell

タイトル(と言うかバンド名)見た時は笑いましたね。その手があったか!確かにELPだ。

でも、だったらイアン・ペイスでも良くね?と思ったら、イアン・ペイスも候補に挙がっていたんだとか。おいおい、Pならだれでも良かったんかい(笑)。

で、「THE SCORE」。番組で流れるのは冒頭の一部のみですが、じつはこの曲、910秒の超大作(プログレの誉れを上塗り)。

更にインストだと思って聴いていると終盤部にボーカルが入るという一粒で2度美味しい構成。

是非、フルセットで聴いてほしい名曲です(元気出ますよ)。

このアルバム、恐らく生粋のELPファンには評判悪いと思います。善くも悪しくもコージーの重低音HR/HMなドラミングがブログレバンドとしての偏差値を一気に下げているからだと思いますが、逆にHR/HMファンにとっては「そこがいいんじゃない!」

オリジナルアルバムのラスト(今出回っているCDはこの後にボーナストラックが2曲追加されている)を飾る「火星-戦争をもたらすもの-」は、その意味で特にお薦め。

御存じホルスト組曲「惑星」の最初の曲。ジョン・ウィリアムスが「スターウォーズ」で丸パクリ(ですよね)し、コージー在籍時のレインボーが「Eyes of the world」(ビッグバン・ベイダ―の入場曲!)でも引用した映画ファン、ロックファン、プロレス者全てにお馴染みのあの曲。

 

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コージーHRHMドラミングが遺憾なく発揮されております(本来ならブログレバンドの面目躍如なクラシック曲なのに!)

 
 

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