デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

クラシックロック探訪10 ファイヤー・ダウン・アンダー/ライオット

イメージ 1

 

目まぐるしくメンバーが変わり、何人かは鬼籍に入り、2012年にはリーダー、マーク・リアリが逝去し、それでも尚活動を続けるHRHMの雄、RIOT
 
現在+過去に関わったメンバーは総勢26名。時代によって(ボーカルによって)曲のスタイルも変遷。どのアルバムをマイ・フェイバリットにするかは人それぞれだと思いますが、私は比較的初期のこの1枚。
 
ファイヤー・ダウン・アンダー/ライオット
イメージ 2
 FIRE DOWN UNDERRIOT
 
1981年発表の3枚目。ビルボード20099位。母国アメリカで初の(そして唯一の)トップ100入りを果たしたアルバムです。
 
独特のハイトーンを繰り出した初代ボーカリストガイ・スペランザはこの作品を最後に脱退(2003年に死亡)。
 
勿論、ブルージーな中音域の歌唱を得意としたレット・フォレスター1981-84在籍。1994年に死亡)時代も捨て難いですし、パワーメタルなハイトーンを爆発させたトニー・ムーア時代を最盛期とする事に異存はありません。
 
レットならBORN IN AMERICA、トニーならやはりTHUNDERSTEELがお薦め盤となりますが、私は「FIRE DOWN UNDER」のハードロックの域は越えているがヘヴイメタルには届かない泣きとアッパーが綯い交ぜになった(とりもなおさずマーク・リアリとガイ・スペランザの個性が見事に溶け合った)雰囲気が大好きです。
 
1曲目は2009年の“THUNDERSTEEL REUNION TOUR”(クラブチッタ2DAYS)でも演奏されたSWORDS & TEQUILA
 
2曲目にタイトルチューンFIRE DOWN UNDER
 
他にも西部劇のサントラを思わせるイントロに導かれるOUTLAWALTAR OF THE KINGなど名曲多数。
 
因みに『FIRE DOWN UNDER』をYAHOOに翻訳してもらったら、「地球の裏側で火がついてください」と訳されました。
 
何か、いいかも…。

イメージ 3イメージ 4←ランキング投票です。よろしければワンポチを。