今期好みの僧侶枠が無い事を嘆き悲しみ、未紹介過去作をランダムに取り上げる「リメンバー僧侶枠」。
其の参はこちら。
「スカートの中はケダモノでした。/episode1~4」(2017年7月TOKYO MX放送/熨斗谷充孝監督)
引っ込み思案で男性が苦手な女子大生・小南静歌(こみなみしずか)。
友人の誘いで街コンに参加しますが、案の定馴染めず。声を掛けて来たのは美人のお姉さん・霧島 涼(きりしまりょう)。
2人で抜け出してカクテルバーで1杯。遅くなったのでそのまま涼の部屋に止めてもらう事になりましたが、涼は股間もっこりな女装男子でした。
あれよあれよという間に剥かれてこねくり回される静歌。
女装しているとは言え、涼のセクシャリティは完全に男(素顔はイケメン)なので、疑似百合を期待していると完全に肩透かしを喰らいます。
第2話では静歌の大学に押しかけて来た涼が、静歌を女子トイレに連れ込んで昨夜の続き(所謂サイレントなんちゃらですが、喘ぎ声漏れ漏れバレバレ)。
第3話ではちょっと先走りフライングしてしまったお詫びに涼が静歌に服をプレゼントするのですが、試着室と言う「まさかこのシチュで何もしないなんて事はないよな」な空間が口を開け…。
所謂サイレントなんちゃら(以下略)。
ひと汗かいたので一旦化粧を落としてイケメンに戻った涼さんですが、店の外に出た途端、涼のファンを自称する過激なおっかけ集団の目に留まってしまい…。
捕まっては面倒なことになる(特に静歌が)。安全確保のために万やむを得ずラブホに逃げ込むふたりでした。
ここで涼の女装は、フーリガンとも言える過激ファンの目を欺くためのものでもあったという事が判明するのですが、セクシャリティに関わらない女装男子とノーマル女子というカップリングが超絶微妙(要するにただの男女間恋愛で女装は出オチギミック)。
話を面白くする(ツイストする)のであれば、百合気質のお姉さまがドストライクな少女を見つけて手を出したら女装男子だった。でも可愛いし股間はでっかいクリ●リスだと思えばいいや的納得で調教しちゃう、くらいの方がノレたのではないかと思います。
さて、中盤以降の展開は…?。
★試着室と言えばやはりこれ。
追悼:エレノア・コッポラ
少々間が空いてしまいましたが、エレノア・コッポラ監督がお亡くなりになりました。
4月12日(現地時間)、カリフォルニア州ラザフォードの自宅にて。87歳。
フランシス・フォード・コッポラ監督の妻として彼の長きにわたるクリエイティブパートナーも務めてまいりました。
代表作はエミー賞も受賞したこちら。
謹んで哀悼を。