デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【バフォメット体当たり】終末トレインどこへいく? #4【オタネニンジン高笑い】

『バフォメットみたい!』

『ヘルメットなのあれ!?』

『バフォメットは14世紀、フィリップ4世によってテンプル騎士団が弾圧された時…』

ヤギ頭を見てバフォメットを連想するとは。流石、晶、博学です。

「終末トレインどこへいく?/第4話・なんでおしり隠すの?」(2024年4月22日TOKYO MX放送/水島努演出)

キノコの里・東吾野を後にして着いた隣駅・武蔵横手

広がりたいだけ広がる草原から顔を出したのは山羊…の頭を持った人…のような。

こいつがいきなり電車目指して全力疾走。そのまま体当たり。更に後続が次々現れて山羊千本ノック。


このヤギ頭を見た晶が『バフォメットみたい!』

晶の解説が尻切れになってしまったので、補足しますと、バフォメット(Baphomet)とは、近世に山羊の頭に人間の体を持つと位置づけられた、西方キリスト教世界に於ける有名な悪魔です。

1300年頃に、十字軍で活躍した騎士修道会テンプル騎士団が時の為政者フィリップ4世の糾弾を受けた際、彼等がこの悪魔の偶像を崇拝していた、と言う風評が元で広く世に知られるようになりました。

これ👇がバフォメット 。


ダッシュで加速してお隣、高麗(こま)へ。

ここの住人は全員オタネシンジン(高麗だけに高麗人参かと思いましたが違いました。イメージはマンドラゴラですね)に。


攻撃こそしてきませんが、こいつらがけたたましく笑う笑う。うるさいわ気色悪いわで即発進。

野菜に襲われると言えばこんなのも…

うる星やつら
第84話・恐怖!トロロが攻めてくる!


東飯能ではゴルフボールが雨霰。仏子(ぶし)は地蔵(会話可能)、入間の空には巨大内臓が。

さて、気になるのは前回むずむずしていた晶のお尻。

何かが生えているのは間違いないですが…。


『平穏…静謐。ずっとここにいたいな』

静寂の支配する夜にそっとつぶやいた晶。よろしくない兆候です。

飯能は人間植物園芸祭り


『もう吾野みたいに人でなくても話ができるだけでいい』

『話ができるって事はさぁ、嘘も吐けちゃうし、嫌な事も言えちゃうし、喧嘩とかしちゃうしさぁ。争いの種がひとつ無くなるんならさぁ、喋れなくてもいい気がするなぁ。そんでじ~っとしてるの。暗くて静かでじめ~』

吾野の人と同じような事を言い出した晶。明らかに様子がおかしい。


尻の秘密を暴くため玲実が晶のパンツをびろ~ん。中からは景気よく育ったエノキの束が。

お尻のどの部分にどのように生えていたのか気になる所ですが、そこは乙女の秘密の花園


『嫌だ、取らないで! 折角、安寧を手に入れたんだ~!』

『馬鹿、このままじゃ1,2年で死んじゃうの!』

『いいんだ!ペシミスティックでかっこいいし、私はこんなよく分からない世界で不安に苛まれながら生きていたくない!』

両手でグッと掴んで一気に引っこ抜くとエノキはエイリアン幼体のように走って笑って砕けてポン!(EDクレジット見るとエノキ役の声優さんが4人も!4人がかりの断末魔!)


エノキを除去した晶は元に…は戻らず何と幼児化。エノキが育ちすぎ(浸食されすぎ)だったのか。ヘロヘロシオシオの晶を見て自責の念に駆られる玲実。


困った時は善治郎。モールスで助言を乞うと、稲荷山公園にいい医者がいるという。

早速向かった稲荷山公園駅静留&玲実が潜入部隊。撫子と晶はお留守番)。

駅から離れた街は…スモールタウンでした。

『なんとかワールドスクエアみたい』


はい、西武鉄道さんにお世話になっていますからね。間違っても東武の名前は出せません。

それにこの縮尺は「1/8計画」ですね。


上空から飛行機。ガンシップに改造したC-1輸送機の機銃掃射(こちらも小型化しているので当たっても痛くない)。

更にパラシュート部隊が大量降下。「シン・ゴジラ」に続く10式大量投入&一斉砲撃。


流石の二人も気を失って…気がついたら軍用ヘリのプロペラに仲良く拘束(完全にガリバー)。


なんじゃこりゃー!でTo be continued.

池袋への道は遠い…。

 

 

 

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