2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧
湖畔のロッジで男女7人週末休暇。 先発で乗り込んだ男(←多分無職)が水辺でギター爪弾いていると一人の女がやって来て「あなたに見せたいものがあるの」 タイトルロールを兼ねたOPは延々固定カメラでワンカット。斬新(前衛)なのか、金とセンスの両方が…
第1話でメインヒロインが2名出てきたと思ったら、2話3話で雪崩式大増殖。 ヒロインインフレを起こしかねない勢いですが、中の人が芸達者揃いなのと、監督が広守備範囲(「ドラえもん」から「謎の彼女X」まで)なのが幸いして全く混乱がありません。 恐…
「ババア!! ノックくらいしろよ!!」 母親の容赦ない干渉にプライベートタイムもままならないジャン・キルシュタイン。 この束縛から逃れるには憲兵団に入るしなかい。ようし、やってやるぜ! …ってちょっと待て。これって単行本の嘘予告じゃん!? 唖然…
「悪事が足りない。そんなことでは地獄に行けんぞ!」 日々、悪徳を積み重ねる罰当たりなエクソシスト集団、その名は、 「ヘルベンダーズ/地獄のエクソシスト」(2012年/J・T・ペティ監督) 原題のブルックリン。バチカンから三行半を突き付けられた…
「負けたくない。友達もたくさん出来たのに…」 「…もう、友達じゃない」 「それでもわらわ達は戦わなければならないのか?」 「…そうだ」 石持て追われながら尚、彼らのために戦う。まるで「妖怪人間ベム」のようだ。 「ブラック・ブレット/第3話・運命の…
瞬間最大風速で世界を席巻した(ように見えた)Jホラーですが、もはや完全に搾りかすしか残っていない事が証明されてしまいました。 まあ、企画:秋元康で、配下にシニア・プロデューサー2名、製作総指揮2名、エグゼクティブ・プロデューサー1名、プロデ…
「あんた…恋人同士なら胸揉み放題とか思ってるタイプでしょう」 「そりゃそうでしょう…え?!(違うの?!)」 観る前は、漫画家さんの“あるある”な日常をまったりと描くのかな、と思っておりましたが、かなり下ネタお馬鹿方面にハンドル切っているので一気…
巨体と体毛という身体的特徴を備えた、ある種の奇病。 もし、500年前の人間がこの病気の患者を見たら何と表現したでしょう。 「WER ウェア-破滅-」(2013年/ウィリアム・ブレント・ベル監督) フランスにバカンスに来ていたアメリカ人家族(夫婦+息子…
「毎日、生きて家に帰る。それが警察官の心得第1条だ」以前、カクテルの話をした時にちろっと触れましたが、映画そのものの紹介ではなかったので改めて。善くも悪しくも映画的ギミック(はったりとも言う)に満ち満ちた半フィクション映画でした。 「アンタッ…
『たとえ綺麗じゃない方法だとしても解決したいかい? なら間違えればいいさ。ずるい嘘をついたり、怖いものから逃げ出したり。でも、それが後になって正解だって分かることがある。本当に他にどうしようもないほどドン詰まりになったら、いっそ、思い切って…
「改めて名乗ろう、私は元陸上自衛隊東部方面隊第七八七機械化特殊部隊。『新人類創造計画』蛭子影胤(ひるこかげたね)」 キター!来たでぇ! 中二病必携アイテム陸自特殊部隊!! しかも機械化! お前、ミカドロイドだったのか?! 「ブラック・ブレット…
おっと今のはビビった…なシーンが多々あるのは確かなのですが、“怖い”というよりは“妙な味わい”。 「インシディアス」(2010年/ジェームズ・ワン監督) ワン監督としては、先般ご紹介した「死霊館」と同じ“家もの”ではありますが、テイストは別物。 3人の…
空からサメが降ってくる。この1発ネタだけが命の完全“出落ち”映画ではありますが、景気のいい無茶さ加減があらゆる感覚を麻痺させてくれます。 「シャークネード」 (2013年/アンソニー・C・フェランテ監督) 巨大なハリケーンがハリウッド目指して大接近…
『せ、せめて、もふもふさせて!』街美しく、少女可愛く、お茶美味く…。簡にして潔、必要にして十分な要素だけを濃縮還元。癒し系としては今期ナンバーワンでしょう。「ご注文はうさぎですか?/第1羽・ひと目で、尋常でないもふもふだと見抜いたよ」(毎週…
10年黒組。生徒数13名。内12名は暗殺者。残り1名がターゲット。東兎角も暗殺者のひとりでしたが…。「悪魔のリドル/第1問・世界は□□に満ちている-第2問・胸の中にいるのは?」(毎週金曜深夜TBS放送/草川啓造監督)ミョウジョウ学園に存在する10年黒組。…
第1話だけで“一体どれだけの模倣と引用があったんだ?!”と途方に暮れる既製品のパッチワーク。でも許します。キャラが立っているので。「ブラック・ブレット/第1話・最後の希望」(毎週水曜深夜BS11放送/小島正幸監督)近未来。寄生生物ガストレアによっ…
石川賢スピリッツ入りまくりなキャラデザ、男汁飛ばしまくりな主題歌、色んな汁飛ばしまくりな本編。期待にたがわぬ最低な(←絶賛しています)アニメでした。 鉄(くろがね)の城がどつきあうスーパーロボット大戦の開幕です。 「健全ロボ ダイミダラー/第1…
東京都区内において面堂家並みに広大な敷地を誇る旗ヶ谷学園。朽ちかけた生徒専用の寮「クエスト寮」唯一の住人・旗立颯太。このクエスト寮にあれよあれよという間に大勢の女子が入居してハーレムスタート…という設定だけ見ると「お兄ちゃんだけど愛さえあれ…
「こ、これはフラグか? それとも罠か?」始まりました、恒例“今期アニメ、最初くらいは観てみようか”月間。エントリーナンバー1番はこの方。「僕らはみんな河合荘」(毎週木曜深夜@tbs/宮繁之監督)高校入学と親の転勤が重なり、一人暮らしを始める事…
髪と顔つきからヤンキーと間違えられ女子生徒から恐れられる転校生(主人公←呆れるほどの朴念仁)、その転校生と幼馴染だった女(メインヒロイン1)、超お金持ちで金髪ナイスバディで高飛車な女(メインヒロイン2。メインヒロイン1とは犬猿)、そして“男…
久々に怖い、いや、ビビるホラーを堪能しました。 郊外に家を買ったファミリーが酷い目に遭う、という手垢のついた設定を、古典的手法で魅せる(新しい事など何もない)超オーソドックスなホラーでありながら、その語り口の巧さで観る者をグイグイ引き込んで…
「未確認で進行形」と並ぶ“終わって欲しくない”アニメが最終回を迎えてしまいました。「生徒会役員共*」(金澤洪充監督)隙あらば繰り出されるエロボケと間髪入れぬ突っ込みは最早(私にとって)“癒し系”。「キルラキル」のような練りこまれたドラマは初回…
「じゃあ、もし、高坂がいなかったら?」 「そういう未来もあったかもね」 まさか、斑目と咲に泣かされるとはなぁ。 前作から4年、1作目から数えれば実に9年。3期(OVAもひとつと数えれば4期)40話(OVA3話含む)、最早大河ドラマと言って良い風…
脚本書いた奴は酔っていた(ラリっていた)のか、それとも自分だけの電波を受信していたのか。千手観音でも突っ込み切れないテキトーの美学。これは最早芸術か。「バトル・オブ・アトランティス」(2013年/ジャーレッド・コーン監督)邦題だと分かりにくい…
蟹江敬三さんがお亡くなりになりました。2014年3月30日。胃癌。69歳。岸田森や天本英世、山崎努らと並んで“居るだけ”でその場の空気を組み替える事が出来る稀有な役者さんでした。映画でのイチオシは「天使のはらわた/赤い教室」(1979年/曽根中生監督)の…
何だかんだ言ってそれなりに観られるものにはなっているんだろうという予想は概ね的中して、最後まで退屈する事無く鑑賞はできました。 できましたが…。 「キャリー」(2013年/キンバリー・ピアーズ監督) お話は大筋においてデ・パルマ版を踏襲しています…
前作「ファンタズムⅣから16年(1作目から数えると実に35年!)。 急がないとアンガス・スクリムが死んでしまうから、早く新作を作ってくれ(できれば完結させてくれ)!と事ある毎に言い続けてきましたが、ついに待望のPart5が出来るようです。 「PHAN…
「今度は、間に合った…」全くのノーマークでしたが終わってみれば今期イチオシ。こういうのを“抱きしめたくなるような”小品と言うのかも。「未確認で進行形/第12話[最終回]・わかってる? わかってる」(2014年3月31日放送/藤原佳幸コンテ・演出)荷物と…
『泣くな流子。セーラー服とは卒業するものだ』大気圏で流子を庇い、燃えつきる鮮血。この一言を書きたかったが為に、本作を書いたのではないかと思えるくらい素晴らしい台詞です。正に大団円。「キルラキル/♯24最終回・果てしなき闇の彼方に」(2014年3月2…
英国TOTALFILMが、“実話を基にしたホラー映画50選(50 Horror Movies Based On True Stories)”を発表しました。 この“実話を基にした”ってのがなかなかに曲者で…。 何はともあれランキングを眺めてみましょう。 1位「悪魔のいけにえ」、2位「ジ…