デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

フラグ乱立未回収うっちゃり。 生徒会役員共*

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未確認で進行形」と並ぶ“終わって欲しくない”アニメが最終回を迎えてしまいました。

生徒会役員共*」(金澤洪充監督)

隙あらば繰り出されるエロボケと間髪入れぬ突っ込みは最早(私にとって)“癒し系”。

キルラキル」のような練りこまれたドラマは初回鑑賞時こそ大興奮ですが、録画したものを何度もリプレイするかと言うとそうでもないんですね。

今期アニメ再生率No.1は間違いなく本作です。

にしてもよくこれだけの下ネタを…。それも錚々たる女性声優陣に。

怪優・新井里美(新聞部部長・畑ランコ)の飛ばしぶりは以前触れましたが、小林ゆう(横島ナルコ先生)の弾けっぷりも凄い(と言うか酷い)。

写真1枚目は10話のハロウィンパーティで生徒会会長・天草シノがしていたコスプレ。よく見るとほうきの柄の部分に“シノのほうき”という名入れが。

断るまでもないですが、篠ノ之箒の洒落ですね。

って事は臨海学校下見の時の「そう言えば、以前にも花火の音で声が消された事があったな」ってのはIS未放送13話「恋に焦がれる六重奏」の事を指しているのでしょうか。

どうもアニメ界は“中の人”ネタがやたらと増えて(かつヒネリが効いて)、ハードルが高くなっているような気がします(楽しいけどね)。

最終回は“転ばぬ先の杖”でまさかのサザエさん鬼面組)時空導入(卒業式と同時に時計の針を1年戻す)。

同時に突っ込み担当主人公・津田タカトシに対するフラグがそこかしこで乱立して万国旗状態(本人はお約束でひとつも気づかず、無意識に折りまくり)。

これで3期のお膳立ては万全です。早く帰って来てください(あ、でもその前に1期とOVAまとめてBOX化して)。