デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

#オカルト・ホラー

【細かい事は】ホラーマニアvs 5人のシリアルキラー【気にしない】

1983年.ミネソタ。とある中華料理店。ホラー雑誌「VICIOUS FANATICS(殺人鬼マニア)」の副編集補佐(使い走りとも言う)ジョエル(エヴァン・マーシュ)は色々あってべろんべろん。あれこれ撒き散らして倉庫でばったり気絶爆睡。目覚めれば客の姿はなく、…

恐ろしやロシア5。 シャッター 写ると最期

ロシアンホラーと言うだけで勝手に一括りにしている「恐ろしやロシア」シリーズ。今回の小道具は撮られたら死ぬポラロイドカメラ。 「シャッター 写ると最期」(2018年/アントン・ゼンコヴィッチ監督) 冒頭は謎のカメラを使った近未来即席予測実験。 立ち…

【その足し算には】バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ【無理がある】

回を追う毎にスーパーサイヤ人化していくミラジョボ版バイオを観るにつけ「ったく分かってねーなアンダーソン」「洋館探索でゲームのような恐怖を味わいてぇ」と思っておりました。本来であれば、ゲーム版準拠のリテイクは「溜飲下がりまくり」になるはずだ…

【できれば遺産は】呪いの怨恨 エコーズ・オブ・フィアー【現金で】

唯一の肉親であるお爺ちゃんが死んだ。お風呂場で。心臓発作で。残ったのはお爺ちゃんの家。でも相続税やら固定資産税やら払えないから売却決定。新学期が始まるまでに手続き済ませちゃいたいから、休みの間に遺品の整理と痛んだ箇所の補修だけでもやってし…

ドイツ発ルーマニア経由地獄行き。 ブラッド・シップ

ナチスの「ナ」は、なんでもアリの「な」。※多分「チ」は地球外の「チ」、「ス」はスーパーナチュラルの「ス」だと思います。ナチ噛ましておけば、ネタの範囲は無限大。 「ブラッド・シップ」(2019年/ジャスティン・ディックス監督) 第2次世界大戦末期。…

【チャッキーに 見せてはならぬ】チャイルド・プレイ(2019年版)【いけにえ2】

『僕の名前は?(What's my name?)』 『ハン・ソロだ(Han Solo.)』 『チャッキーか?(Did you say Chucky?)』聞けや!人の話を!(笑)ふと「それでも町は廻っている」のオーダー伝達(『ひやみっつな』→『は~い、コーヒーみっつ』→『カツカレーみっつ…

【因果応報…になってなくね?】LAST PARTY ラスト・パーティー【ついでに「こんな海外旅行は嫌だ!」選手権】

卒業旅行でクロアチア。海辺でパーティ、パーティ、またパーティ。飲んで踊って食べてラリってまぐわって…。気がつきゃ仲間がひとりずつ…。という果てしなく新鮮さゼロのオーストリアン・スプラッター。「LAST PARTY ラスト・パーティー」(2018年/ドミニク…

【3万ドル争奪】WE GO ON -死霊の証明-【霊界覗き見選手権】

≪死後の世界の存在を証明した人に3万ドル差し上げます。幽霊でも天使でも前世でも構いません。これからも疑問の余地なく生きていくために死後の世界の証明を≫新聞広告欄に踊った謎の告知。 出稿者はロサンゼルス在住のビデオ編集者、マイルズ・グリッソム(…

【これが何に見えるか】エクソシスト・シャーク【映画版ロールシャッハテスト】

決して返って来ることのないブーメランを投げ続ける。面白いとかつまらないとか分かるとか分からないとか、そういうレベルのお話ではありません。恐らく外宇宙とチャネリングした監督が、電波の命じるままに撮影・編集をしたのでしょう。作品そのものが一種…

マリア様がみてる。 アンホーリー 忌まわしき聖地

俺の名はジェリー・フェン。超常現象専門ライターだ。かつてはそこそこ売れっ子だったが、ちょいと魔がさして記事を捏造しちまった。そこから落ちぶれて東スポにも載らないようなチンケな記事を書いて糊口をしのいでいる。今日も田舎で牛の怪死事件があった…

走馬灯の終着駅はデストピア。 ファンタズムⅤ ザ・ファイナル

以前、輸入盤BDでレビュー済ですが、字幕も確認したくなったので再鑑賞。「ファンタズムⅤ ザ・ファイナル」(2016年/デヴィッド・ハートマン監督)主役は元アイスクリーム屋の禿親父・レジ―(レジー・バニスター)。主役マイク(マイケル・ボールドウィン)…

【80年代同期会】リバース・オブ・ブリッツ【ゲストはまさかのボグダノビッチ?】

バーバラ・クランプトン(58年生まれ。85年に「死霊のしたたり」)、マイケル・パレ(58年生まれ。84年に「ストリート・オブ・ファイヤー」)、レイ・ドーン・チョン(61年生まれ。85年に「コマンドー」)。ほぼ同年代(レイ・ドーン・チョンは早生まれなの…

【最長滞在記録1時間】1408号室【ホテル版事故物件】

『日数は?』 『宿泊数? 普通1泊だ』 『しかし、1時間以上持ちこたえた人はいない』ここはニューヨーク、ドルフィン・ホテル。そこには泊まってはいけない部屋がありました。「1408号室」(2007年/ミカエル・ハフストローム監督)入ってはいけない部屋があ…

【豪華客船縛りで】死霊船 メアリー号の呪い【こんな船は嫌だ選手権】

雇われ観光漁船の船長としてこき使われるのに疲れた。もう若くないし自分の船が欲しい。今日は競売の日だ。何か掘り出し物は…。あった。恐ろしく年代物だが神秘的で美しい。当初予定は釣り船だったが抗えない。妻は反対するかもしれないが、この機を逃したら…

【祝!マイケル完全無双…でも】ハロウィンKILLS【これで良かったのかカーペンター?】

思いつく限りのトラップを仕掛け、遂にマイケルを炎の海に沈めることに成功…したかに見えたローリー一家でしたが。純粋邪悪は炎を浴びて血気盛ん。「ハロウィンKILLS」(2021年/デヴィッド・ゴードン・グリーン監督)いやもう完全にターミネーター。業火に…

【fromバタリアン】タールマン 1/6スケール アクションフィギュア【脳ミソくれ~!】

ケンタッキー州にあるユニーダ医療会社の一室。『ひとつ聞かせてくれ若造。「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」って映画を観たか?』 『あーはいはい。死体が人を喰い始める奴すね。勿論観ましたが、それが?』 『あれって実話なの知ってるか?』 1969年…

【それは最早一服の絵】ポスターにして飾りたい名カット5選【ただしホラー/サスペンス限定】

映画を観ている時に「あーこのカット静止画にしてポスターにして飾りてぇ!」とか思う事ありません?一般作品の壮大な景観とかをイメージされる方が多いと思いますが、ホラー/サスペンスでも「おお!」と思う(こちらの琴線にバリバリと触れる)アングルに…

ハッピーマンデー海の日記念。『こんな海は嫌だ!』選手権(世界大会)。

海の日です。この「〇〇の日」って名前だけが形骸化して残っている感が強いですが、由来は1876年(明治9年)の明治天皇の東北地方巡幸。それまでの軍艦ではなく、灯台巡視船「明治丸」により航海をされ、7月20日に横浜港に帰着されました。これを記念して194…

【沈黙の働き方改革】ウィリーズ・ワンダーランド【休憩は厳守だ】

魔物(正確にはサイコキラーズの魂が憑依したアニマトロニクス軍団)相手にニコラス・ケイジが無双する。それだけの作品なのですが、ニコラスのキャラが謎過ぎて癖になります。別邦題つけるなら「ニコラス・ケイジvsアーミー・オブ・ダークネス/沈黙の働き…

やはり英国産は落ちつ…いや、やっぱり地味過ぎる! デーモンズ・ゲート/冥界への扉

死者と会うにはどうすればいい?イタコか降霊か魔法陣か。いちいち呼び出すとか面倒くさい。こっちから逢いに行こう。幽体離脱で。「デーモンズ・ゲート/冥界への扉」(2018年/クリス・マル監督)幼少期に不審な死を遂げた母親に会うために幽体離脱の実験…

【告知余命は絶対です】カウントダウン【悪魔vsスチャラカ神父】

余命が分かるスマホアプリ。パーティのネタには最適でしょう。よ~し、一番早死にする奴が一気飲みな。ただ出て来た数字が「あと3時間」となるとあまり笑ってもいられません。 せめて危険行為は回避しようと泥酔している彼氏の運転する車から降りたら突然ス…

【オランダは地獄の入り口。悔い改めるか】風鳴村【磨り潰されて小麦粉になるか】

≪本物のオランダを見せる≫が売りの観光バスツアー「ハッピー・オランダ・ツアー」は今日も盛況。オンボロマイクロバスに乗っているのは色々と訳ありな男女7名。 訳あり罪あり懺悔無し。旅の先に待っていたのは…「風鳴村」(2016年/ニック・ヨンゲリエス監…

80年代ベストゾンビ映画ランキングにいっちょ噛みしてみる。

MOVIEWEBが「80年代ベストゾンビ映画ランキング(Best Zombie Movies of the 1980s, Ranked)」を発表しました。 movieweb.com 80年代限定とはニッチな企画です。選出されたのは6本。上から「死霊のはらわたⅡ」「バタリアン」「死霊のはらわた」「死霊のし…

【フルスイングタイトル詐欺】ホステル ネクスト・レベル【お茶濁しに「こんなホテルは嫌だ」選手権】

やられた…。本家との繋がりはなくともジャンルは近い(ホテルを舞台にしたエログロスプラッター)と思って踏んだら地雷(しかも不発弾)でした。フルスイングタイトル詐欺。「ホステル ネクスト・レベル」(2019年/ヴィクター・ガルシア監督)原題は「AN AF…

【失うモノは何もない】アオラレ【破れかぶれラッセル・クロウ】

クラクションは慎重に。自分が正しいと思っても相手を見下してはいけません。特に相手が太ったラッセル・クロウの場合はなおさら。「アオラレ」(2020年/デリック・ボルデ監督)冒頭、無理矢理アメリカの病巣(不況、失業、ストレス、すぐキレて暴力、警官…

カタルシスがない…。 スパイラル:ソウ オールリセット

アカデミー授賞式でウィル・スミスのビンタを喰らって一躍時の人となったクリス・ロックの初ホラー。一応、本家「ソウ」シリーズと同一世界線上の話ではあるのですが…。「スパイラル:ソウ オールリセット」(2021年/ダーレン・リン・バウズマン監督)監督…

【ボルダリングゾンビと】クレイジーズ 42日後【ジャンピングゾンビ】

ある朝目覚めたら窓の外がえらいこっちゃになっていたという「いつもの風景」。毎度お馴染み「低予算籠城系」ゾンビものです。 類似品が山のようにある中、敢えて作る意味があったのか?と言われると「う~ん…ないかな」なのですが、それなりに観られる作り…

【神秘のベールがあっさりと】 シェラ・デ・コブレの幽霊【恐るべしAmazon Prime】

劇場未公開・国内未ソフト化、1回だけTV放映され、そのあまりの怖さに観た人が戦慄、後年、その放送を観た人からの依頼で「探偵!ナイトスクープ」に取り上げられ、一気に知名度が全国に広がったものの、中身は依然藪の中…。ホラー好きの間ではタイトルだけ…

汲めども尽きぬホラーの泉。 国内未発売ホラーBD新作紹介

輸入盤ソフトの新作一覧を眺めていると「おお、こんな作品もあったのか!?」なタイトルを目にすることがよくあります。邦題が付いているので国内公開(もしくはテープが発売)されたことは間違いないのですが、その多くは未見(場合によっては未知)。そんな…

5月23日「キスの日」記念。ホラー限定KISSシーン選手権。

本日5月23日は「キスの日」。1946年(昭和21年)のこの日、日本で初めてキスシーンが登場する映画とされる、佐々木康監督の『はたちの青春』(松竹)が公開された事に因みます。当時者は主演の大坂志郎と幾野道子で“ほんの一瞬”の接触だったようですが、映画…